今日のみ言葉【No.574】(2013年 5月22日)
わたしは命がけでアンモンの人々のところへ攻めて行きますと、主は彼らをわたしの手にわたされたのです。
(士師記12:3)
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ユニクロを擁するファーストリテイリング社の柳井正会長は、今や日本の富豪第1位の人物です。
ところが、4月23日付の朝日新聞のインタビューで
「年収100万円も仕方ない」
と格差社会を認めるような発言をしたことがきっかけで、各方面から叩かれ、バッシングを受けました。
さて、昨年末から上昇傾向を続けていた株価はどうなったでしょう?この発言に嫌気がさし、会社の株価はガクンと下がったでしょうか?
実際は一向に下がる気配はなく、それからもどんどん上がり続けています。
ある経済学者は、「これが資本主義というものだ」と述べていますが、株主側からは、「このような人が経営する会社なら優良企業だ」と見えるからなのでしょう。
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人が人を見る見方は様々あり、1つの評価がその人全て正しく語っているわけではありません。
エフタは不完全な人で、自分の娘を犠牲にしてしまうほどの大失敗をしましたが、だからと言って彼の思いや行為が全て間違っていたわけではありません。
彼は
「命がけでアンモンの人々のところへ」
攻めて行きました。
神は彼のその一途な思いに応えて下さり、アンモン人に対して勝利を授けて下ったのです。
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ひるがえって、私たちの思いの中に、神に対する一途な思いがあるでしょうか?
「神は必ず答えて下さる。」
「御言葉がこう言っているから私はする。」
と信仰を持って生きることは、時に戦いです。
信じて信じて信じ抜けば必ず願い事は叶います。だからあきらめずに強く信じ抜きましょう…、というのは、ちまたの新興宗教や儲け主義の成功セミナーが強調することです。
信じたことすべてが叶ってしまったら、それは信仰ではありません。
信じてもあっさり却下されることが山ほどあるのです。
その中で、「神が言っていることは何か?」と尋ね究め、御心を求めることがポイントなのです。
自分の願いは神のふるいにかけられ、どんどん落ちていきます。
残るのは神の御心です。
その御心が到底不可能なことのように見えても、それが成ることを信じ、地道な一歩を積み上げていくのです。
神の栄光を見るのはその先にあります。
「もし信じるなら神の栄光を見るであろう」
(ヨハネ11:40)
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神の栄光を見る道を今日も進んで参りましょう。
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