今日のみ言葉【No.3060】(2023年 4月19日)「平和の人イサク(1)」
羊の群れ、牛の群れ及び多くのしもべを持つようになったので、ペリシテびとは彼をねたんだ。
(創世記26:14)
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あなたはファッションショーに出演する美男美女のスーパーモデルに嫉妬しますか?
しないはずです。
失礼ながら申し上げますが、レベルが違いすぎるからです。
スーパーモデルに嫉妬するのは、同じスーパーモデルです。
「あのくらいなら私だって出来るはずだ」
と、手が届きそうな時に嫉妬を感じます。
人を妬ましく思う時には、自分の中にこういう前向きな気持ちが根底にあるのだと解釈し、プラスの方向に事を進めることが望まれます。
しかし、大方の場合、妬みや嫉妬の否定的面が出ます。
「ああなりたい」と思う人のレベルにまで自分を上げていこうという努力はせず、自分と同じレベルかそれ以下に相手を下げて、安心感を求めたいのです。
裕福になったイサクはペリシテ人からねたみを受けました。
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「羊の群れ、牛の群れ及び多くのしもべを持つようになったので、ペリシテびとは彼をねたんだ」
(創世記26:14)
一般のペリシテ人から見れば、イサクは悪人です。
嘘をついてごまかしてもおとがめを受けず、かえって自分たちの方が逆らうなと命ぜられたのは、イサクに実力があったからです。
力があって事をごまかせる人。
ペリシテ人からはそう見えてもおかしくありません。
そうなると、何とかして天に代わって成敗してやりたくなるものです。
それが、
「またペリシテびとは彼の父アブラハムの時に、父のしもべたちが掘ったすべての井戸をふさぎ、土で埋めた」
(創世記26:15)
という嫌がらせとなりました。
いえ、彼らにとっては正当な裁きを下したということになるでしょう。
この時は飢饉でしたから、その時期に水が汲めなくなるというのはイサクにとって相当の痛手です。
お仕置き、懲らしめとしては非常に効果的だと人々は密かにほくそ笑んでいたでしょう。
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さらに、体よくアビメレクから追い出されます。
「あなたはわれわれよりも、はるかに強くなられたから、われわれの所を去ってください」
(創世記26:16)
アビメレクは表面上は穏やかな言葉でイサクを持ち上げ、お願いという形で言っていますが、イサクは彼らにとってトラブルメーカーという存在になったので、実際のメッセージは
「この地から出て行け」
ということです。
このような扱いに対して、イサクはどう反応したでしょう?
また、約束の地にとどまれと言われた神の約束の成就は、このことで破壊されてしまうのでしょうか?
ここから平和の人イサクの真骨頂が発揮され、神を信じて生きる人生の結末が見えてきます。
以下、次回に続きます。
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成功するとねたまれることがあります。
しかし、その先に神のご計画があることを覚え、むしろ喜びつつ人生を歩んで参りましょう。
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