今日のみ言葉【No.3051】(2023年 4月 6日)「イサクの失敗(1)」
こうしてイサクはゲラルに住んだ。その所の人々が彼の妻のことを尋ねたとき、「彼女はわたしの妹です」と彼は言った。リベカは美しかったので、その所の人々がリベカのゆえに自分を殺すかもしれないと思って、「わたしの妻です」と言うのを恐れたからである。
(創世記26:6-7)
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「この人は嘘をついている」
と察知した時、あなたはどうなさいますか?
私の経験では、
「あなたの言うことはちょっと変ですね。もしかして嘘ついてる?正直に言って下さい!」
と追求すると、相手からは次の嘘を聞かされることになります。
なぜなら、大抵は自分の身を守るためにとっさに頭に浮かんだことを言った結果としての嘘だからです。
嘘を本当と言いくるめるためには、嘘に嘘を塗り固めなければなりません。
そこで私は騙されたふりをして聞きます。
すると、相手はもう自分を守る必要がなくなるので、危険が去ったと安心し、思わぬことをしゃべってくれるものです。
恐れ。
これが今日の聖句のキーワードです。
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イサクは神が言うとおりにカナンの地のゲラルという場所にとどまりました。
神の言うとおりに従ったので、彼には祝福が伴うはずです。
後はその神を信頼して、正々堂々と歩めば良いはずです。
ところが、彼は自分の身を守るために嘘をつきます。
その地の人々に、リベカは自分の妹だと紹介したのです。
「彼女はわたしの妹です」
(創世記26:7)
そうした理由は恐れです。
「リベカは美しかったので、その所の人々がリベカのゆえに自分を殺すかもしれないと思って、『わたしの妻です』と言うのを恐れたからである」
(創世記26:7)
恐れは信仰と同様に人を強烈に進ませる力があります。
しかし、その行き先は必ずしも祝福の場となるとは限りません。
嘘は架空の世界の出来事ですから、現実にうまく着地出来るかどうかは定かではないのです。
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嘘はやがてばれます。
その結果、どうなったか?
以下、次回に続きます。
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恐れは人間の自然な感情です。
しかし、神が共にいて下さると信じる者には、その恐れが取り除かれ、平安な真実の道が備えられています。
神と共にいられるように、罪を告白し、赦しをいただき、安心して今日一日を生きて参りましょう。
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