今日のみ言葉【No.3037】(2023年 3月20日)「生活の処方箋(30)『ゴダードの夢』」
したがって、あなたがたはもはや僕ではなく、子である。子である以上、また神による相続人である。
(ガラテヤ4:7)
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1920年代に、火星探検機を作ることを夢見て、液体燃料を使った画期的なロケットを考えた人がいます。
その名は、ゴダード。
アメリカ人です。
しかし、実験でロケットは十数メートルしか飛ばず、おまけに新聞で大変な批判を受けました。
多くの場合、これであきらめてしまい、消えていく人もいるものです。
しかし、ゴダードは、孤独に実験を続けました。
1969年、人類が初めて月面に行ったアポロ計画がありました。
この時、ロケットの設計に、彼の技術が多く採用されたのです。
目先のこと、目先の状況にとらわれず、ビジョンに向けて前進していく時に、必ず、知恵が与えられ、実現していくようです。
さらに、何事も、今すぐ結果を求めるのではなく、長期的な展望を持ちつつ、自らの内にある希望に生きていきたいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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キリストを信じ、神とつながった者が持つ「自らの内にある希望」とは何でしょうか。
それは、神の無尽蔵の財産を受け継いでいるということです。
聖書はこう約束しています。
「したがって、あなたがたはもはや僕ではなく、子である。子である以上、また神による相続人である」
(ガラテヤ4:7)
多くの人は、
「クリスチャンになると永遠の命が得られると言うが、好きなことができなくて縛られる人生になるのではないか」
というイメージを持っています。
しかし、神がイエス・キリストをこの世に遣わしたのは、人間の自由を制限して神の思い通りの生き方をさせようとしたからではありません。
むしろ、イエス御自身が縛りの制限の中に生まれさせられました。
「しかし、時の満ちるに及んで、神は御子を女から生れさせ、律法の下に生れさせて、おつかわしになった」
(ガラテヤ4:4)
女から生まれた人間という限界ある存在の中に閉じ込められ、さらに、律法を守るという制限の中で生きるようにされたのです。
それは、完全な人間として生きるためであり、と同時に罪無き人間であるからこそ人の罪を負うことができ、それゆえ、人間の罪の一切をご自分の命という代価を払って処理できるようになるためでした。
キリストは完璧な「いけにえ」となるために生まれ、人としての一生を送られたのです。
それは、あなたを解放するためでした。
神はあなたを罪の奴隷として生きている状態から解放し、自由に生きることができるようにしたいと願われ、ご自分の御子を世に送られ、十字架につけ、その命という貴重な代価を払ってあなたを買い戻したのです。
それは、神の無尽蔵の財産を相続させ、主人としもべという主従関係ではなく、親と子という家族関係として喜びを分かち合うためです。
「したがって、あなたがたはもはや僕ではなく、子である。子である以上、また神による相続人である」
(ガラテヤ4:7)
「自らの内にある希望」とは、この地上の人生で言えば、神があなたに与えている賜物や、実際にこの世で身につけた技量や経験です。
これがあると信じて、自分の内側に見出すのです。
見つけられない人は、周囲の人から見つけてもらうのです。
なぜなら、自分の賜物は当たり前すぎて、全く日常的なことなので、「誰でもやってる普通のこと」としてしか思えないからです。
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あなたは神から祝福を相続している存在です。
それを見出し、最高に生かす人生の第一歩を踏み出す今日として参りましょう。
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