今日のみ言葉【No.3034】(2023年 3月16日)「イサク一家の問題」
イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウを愛したが、リベカはヤコブを愛した。
(創世記25:28)
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創世記では全般的にイサクは大変良い人というイメージで描かれていますが、今日の聖句では彼の罪人性が描かれています。
それは、
「イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウを愛した」
(創世記25:28)
というところです。
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ジビエ料理で鹿の肉が好物なことには何の問題もありません。
しかし、
「自分が好きなものを持ってきてくれるから」
「自分の願いをかなえてくれるから」
だから兄弟の中でもとりわけその子を愛する、というのは、一般の子育て上の経験から言っても
「それはまずい!」
と直感で感じるところです。
これはイサクの自分中心の愛であり、片寄った愛、偏愛だからです。
しかし、それ以上に重大な罪があります。
イサクは鹿の肉を愛するあまり霊的目が曇り、神の計画を無視した結果を招いているのです。
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エサウとヤコブに関しては、
「兄は弟に仕えるであろう」
(創世記25:23)
という箇所が決定的部分です。
イサクが父アブラハムから受け継いだ神の祝福の契約は、兄エサウでなく、弟のヤコブに受け継がれることが生まれる前から決まっていました。
それはイサクも知っていたはずです。
しかし、年月が経ち、日常生活の中に埋没していると、神に対する記憶が薄れ、いつしか自分中心の生活になるのです。
また、母親リベカの方も、
「リベカはヤコブを愛した」
(創世記25:28)
とあります。
人間には相性というものがありますから、たとえ我が子であっても合う合わないということがあるという事実を割り引いても、これも偏愛です。
どんな人にも、またどんな家族にも、問題は潜んでいるものです。
そして、やがてこれは表面化し、家族関係の一大事件として現れます。
しかし、どんな問題にも負けずに、神の計画は曲がりくねった道の先に成就されていることを忘れないようにしましょう。
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信仰の最初に立ち戻り、神の約束を仰ぐ今日として参りましょう。
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