今日のみ言葉【No.3033】(2023年 3月15日)「エサウとヤコブ」
彼女の出産の日がきたとき、胎内にはふたごがあった。
(創世記25:24)
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タレントのIMALU(いまる)さんの名前の由来は有名です。
父親でお笑い芸人の明石家さんまさんは、
「生きてるだけで丸儲け(いきてるだけでまるもうけ)」
を座右の銘としていますが、ここから「いまる」という名前がつけられたといいます。
また、母親で女優の大竹しのぶさんの思いからは、「今を生きる」という意味があるのだそうです。
親が子に名前をつける時には、そこに様々な理由があり、思いが込められています。
イサクとリベカの間に生まれた子供たちはどうだったのでしょうか。
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「彼女の出産の日がきたとき、胎内にはふたごがあった」
(創世記25:24)
聖書の記述では先に出てきた方を兄としています。
その子は、
「赤くて全身毛ごろものようであった」
(創世記25:25)
とあります。
「エサウ」とはヘブル語で「毛深い」という語なので、彼の名は「エサウ」となりました。
次は弟です。
「その手はエサウのかかとをつかんでいた」
(創世記25:26)
というのが特徴的です。
ヘブル語の「かかと」は「アケブ」です。
同じ語根で「アケブ」から「ヤコブ」となりました。
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よく、
「ヤコブはエサウのかかとをつかんで生まれてきたから、その名の通り、兄から長子の特権を奪ったのだ」
と聞くことがあります。
確かにそのような一面はありますが、ヤコブの全生涯を見る時、彼の信仰的な面は多数見出されます。
一つの出来事だけでその人の全てを評価してはいけないのです。
聖書の記述を見ると、彼らの名前は生まれた時の状況からつけられたのですから、名前がその人の未来を決定づけるのではありません。
注目すべきなのは、出産前に言われた神の言葉です。
「兄は弟に仕えるであろう」
(創世記25:23)
すでに胎の中にいる時から神はそう定めていたのですから、弟ヤコブの方がアブラハム契約の継承者となることは、名前によって決められたのではなく、神の言葉によって定められていたのです。
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あなたの人生を決めるのは名前ではありません。
確かな神の言葉です。
神が言われる方を真実として受け止め、その指し示す未来へと向けて、今日の一歩を踏み出して参りましょう。
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