今日のみ言葉【No.319】(2012年 5月30日)
パウロは彼らにあいさつをした後、神が自分の働きをとおして、異邦人の間になさった事どもを一々説明した。
(使徒21:19)
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米沢興譲教会の礼拝では毎回「証し」があります。
一般の人向けには「神を信じた人の体験談」と翻訳して説明します。
限られた時間内で自分の体験をまとめて話すのはなかなか大変です。
あれもこれも重要なことばかりに思えるからです。
そこで証しをする人には、
「神が自分を通して働いたことをお話し下さい」
とアドバイスすることにしています。
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今日の聖句でパウロが
「神が自分の働きをとおして、異邦人の間になさった事ども」
とはそのような証しです。
あくまでも神が主語となり主体となります。
決して、
「私が神を信じてこのようなことをした」
というお話しではないのです。
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私も毎回、説教をする時にこのことを思います。
メッセージのために聖書を研究し、資料を集め、例話を選び、構成を練り…、と準備をしていくのですが、最後の最後に至るのは、
「私が語るのではなく、神が自分の働きをとおして語ってくださるのだ」
という心境です。
ここに来て初めて、スーッと力が抜け、平安がやってきます。
毎回のことなので、いい加減最初から神様にお任せして平安に包まれるように学習すればよいのですが、いつの間にか我力が支配するのが現実の姿です。
そこで、ハッと気づき、悔い改めて方向転換し、再び神様にお任せし、主権を神にお渡しするのです。
神様はそこまで忍耐強く私たちを待っていて下さいます。
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我力で握っているものを手放す一日として参りましょう。
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