今日のみ言葉【No.2967】(2022年12月 7日)「イサク奉献(6)」
主の使が天から彼を呼んで言った、「アブラハムよ、アブラハムよ」。彼は答えた、「はい、ここにおります」。
(創世記22:11)
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壊れて動かなくなってしまっても、壁掛け時計の針は1日に2回正確な時刻を示します。
時計の針が10時10分で止まっているなら、午前と午後のその2回、ピタリと合っています。
神の御心を求めると言っても、「やるか、やらないか」の2択しか見えていない人は、動かなくなった時計と同じです。
しかし、実際は、グルリと円を描いた360度の方向があり、神が示される方向は無限にあるのです。
アブラハムは彼自身の時計の針を、ピタリと神様の御心に合わせました。
それが今日の聖句にあります。
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主の使が天からアブラハムの名を呼んだ時に、彼が答えた
「はい、ここにおります」
(創世記22:11)
が、霊的時刻合わせのキーポイントです。
ここで大事なことは、アブラハムが
「はい、私は何をしたらよいでしょうか?」
という「行為(doing)」を尋ねずに、
「はい、ここにおります」
と、自分の「存在(being)」だけを示したことです。
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もしあなたがアブラハムと同じ状況に置かれたとしたらどうでしょう。
我が子を手にかけて殺さなければなりません。
その瞬間、天から声がして、あなたの名前が呼ばれます。
私なら、待ってましたとばかりに、
「あっ、神様、やっぱりやめろということですか?」
と答えるでしょう。
自分の頭の中には、
「やるか、やらないか」
の2択しかありませんし、
「できるならしたくない」
という強い思いがあるからです。
しかし、神様の視点は、グルリと回る360度の円です。
あなたが自分の思いを一直線に進めたい時、円と直線が交わる点が2つしかないように、究極の選択2つだけという状況で、もがいてしまうのではないでしょうか。
ここは何をどうこうするのではなく、
「はい、ここにおります」
と神の前にあなたの存在を表すことがポイントです。
そこからどの方向へも自由自在に動けるように、自分は動かず、存在だけを明らかにしておくことが、アブラハムから学ぶ重大な教訓です。
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神様の答えを待つ時、いつでも「はい、ここにおります」と答えられるよう、信仰の手入れをする今日として参りましょう。
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