今日のみ言葉【No.399】(2012年 9月15日)
最後に、兄弟たちよ。わたしたちのために祈ってほしい。
(第2テサロニケ3:1)
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コント55号で一世を風靡したタレントの萩本欽一さんは、後に多くの若手を世に輩出したことでも有名です。
関根勤、小堺一機、などのコメディアン系のみならず、SMAPのメンバーもそのオーディションを受けたと言います。
オーディション選考も独特のものでした。
圧倒的演技力で良い子役の山口良一さんが合格となった後、
「できる人だけでは成り立たないから」
と、一番最初に落とされた現役高校生を呼び戻してメンバーに入れた、ということがありました。
これがイモ欽トリオのスタートで、最高視聴率38.8%をたたき出すまでの番組となります。
また、ある選考では、最後まで残った10人を、突然、全員自宅に帰しました。
最後まで残った人たちは全員優秀。甲乙つけがたい。後はその人の持っている「運」次第。
1時間後に自宅に電話して、電話に出た人は「運」があるから採用する、ということだったのです。
実際に9人は不在。ただ一人自宅で電話を受けたのが、柳葉敏郎さんでした。
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世の中は一瞬々々、風向きが変わります。
最初に落とされた人が、後で採用された人のお陰で脚光を浴びたり、他に何もすることがないので家に帰った暇な人が選ばれたり、様々です。
最初の見通し通りに事が進む…、とは考えない方がよいでしょう。
自分の立てたプラン通りに進む、という道しか見えなければ、その人の人生に待っているのは、
「何をやってもうまく行かない」
という憂鬱な気分です。
いつまでも一方向に風が吹き続けるわけはありません。
風向きが変わる時があるのですから、その時をとらえて、うまく風に乗ればよいのです。
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でも、やっぱり、人間ですから、わかっていても、くじけます。
パウロが
「わたしたちのために祈ってほしい。」
という謙遜な祈りのリクエストを出しているのは、そういう人間の弱さを知っていたからです。
また、ガクンと落ちてから「助けて!」と悲鳴を上げるよりは、まだまだ順調に行っている今のうちに祈ってもらい、強さが増し加えられるように、というためです。
応援を求めましょう。祈ってもらい、また自分も誰かのために祈りましょう。
そうやって得られた人と人との絆は、神様があなたに与えられた宝物です。
やがていつか、それがあなたを支えるのです。
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この「今日のみ言葉メール」を読まれる方々の上に神の豊かな祝福が注がれますように。
また、「今日のみ言葉メール」が皆様の祝福となり、続けていくことができるよう、お祈り下さい。
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