今日のみ言葉【No.398】(2012年 9月14日)

主の日はすでにきたとふれまわる者があっても、すぐさま心を動かされたり、あわてたりしてはいけない。
(第2テサロニケ2:2)

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昨年イスラエル聖地旅行に行った時、実感したことは、

・日本国内のニュースで見る「イスラエル対パレスチナ紛争」という争乱状態の姿は全く見られない。テロ警備もなく平和。

・パンはどこで買ってもムチャクチャおいしい。原料の小麦が違うのか?

・テレビのニュースは隣国エジプトやヨーロッパの動向を報じるがほとんどで、日本の情報はまず無い。

ということでした。

私たちは普段、日本が真ん中にある地図を見ていますが、アメリカで使われる世界地図の真ん中はアメリカですし、オーストラリアでは南半球が上になっている地図が売られていました。

聖書を理解するのにも、これが適用されます。

イスラエルを中心に見ていかなければならないのです。

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世の終わりがいつ来るか、ということも同じです。

地震や戦争の情報が寄せられると、いやでも「終わりは近いのでは…」と不安に駆られます。

確かにイエス様は終末の兆候として、

「民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに地震があり、またききんが起るであろう。これらは産みの苦しみの初めである。」
(マルコ13:8)

ということを挙げておられます。

しかし、これはイスラエルから遠く離れた日本の状況で判断すべきものではありません。

イスラエルの周辺で地震、飢饉、戦争が起きているかどうかを見なければならないのです。

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では、誰もが目をこらして、

「再臨はいつ来るのか?」

と見ていなければならないのでしょうか?

聖書は繰り返し、その日その時は誰にも分からない、と教えています。

むしろ、いつ世の終わりが来て、イエス様に迎え入れられる時が来ても良いように毎日を生きなさい、と勧めているのです。

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さて、終わりに備えた生活はどのようにしたらいいのでしょうか?

それはマタイ25章の3つのお話しにまとめられています。

10人の乙女の話では、備えを怠るな、と教えています。

タラントの話では、神から与えられた賜物を生かしなさい、と教えています。

そして最後の3つ目では、

「これらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。」
(マタイ25:40)

と、いと小さき者、弱い者を助けなさい、と教えています。

すなわち、神のみこころとは、いたずらに地震や災害、戦争の噂におびえることではなく、主の再び来たりたもう日が今日であるかのように生きることです。

それは具体的には、あなたが持っている賜物を、特に弱い者、小さき者に対して用い、助けようとする生き方をすることです。

毎日々々のそのような繰り返しが、実は世の終わりや主の再臨に対する備えの生活なのです。

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今日も与えられた命を感謝し、あなたの賜物を生かし、どなたかのために用いる日として参りましょう。

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