今日のみ言葉【No.2587】(2021年 7月14日)「力と祝福」
主はその民に力を与え、平安をもってその民を祝福されるであろう。
(詩篇29:11)
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大相撲で朝青龍が初めて横綱貴乃花に挑戦した時のことです。
横綱を負かしてやろうという気合十分でしたが、初手から圧倒され、全く相撲を取らせてもらえませんでした。
彼は、「顔じゃない」(分不相応の意)という相撲用語を使い、自分はまだまだ不十分であり、相当の実力差があると言ったそうです。
戦いの後に相手の偉大さがわかるものです。
それと同じように、神の偉大さは一波乱も二波乱もあった後に身にしみてわかるものです。
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嵐の詩篇と言われる詩篇第29篇では、最後の11節が嵐の後の静けさと言える部分です。
「主はその民に力を与え、平安をもってその民を祝福されるであろう」
(詩篇29:11)
秩序正しい自然の運行の中にも神を見出すことができますが、その威厳と栄光は嵐の中でより感じ取られるものです。
人生の様々な試練の中で、神の偉大な力を体験し、救いを経験した後で、力と祝福を与える神の御声が聞こえてくるのです。
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私は神学校に行く時、経済的問題を解決しなければなりませんでした。
「行った方がいいか、行かない方がいいか。行くべきか行かざるべきか」
心の中で大嵐が吹きまくり、いくら迷っても決められません。
また、そういう時は神様も黙っておられるようです。
ついに、信仰の決心をしていなかったからだとわかりました。
当時の私は、教会の奉仕と子供たちへの英語教室、それだけでも手一杯なのに、それに加えて神学校の勉強と収入を得るための仕事も加わることが明らかでしたから、相当大変な生活が今後待っていることが予想されていたからです。
しかし、神学校で学ぶと決めました。
すると、どうでしょう。
新学期が始まる直前に、ある私立高校で英語の講師の欠員が出ました。
時期が時期だけに急募となり、そこで私が非常勤講師を依頼されたのです。
その結果、入学のための資金はまかなえるようになりました。
イエス・キリストが
「だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。…。まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」
(マタイ6:31、33)
と教えられた言葉に信頼を置き、神のために新しいことに挑戦した時に、経済的問題は解決されたのです。
これは信仰によって義とされたからです。
イエス・キリストの十字架による罪の赦しを信じた時、神との関係が正しいとされた者は、このような導きを体験するのです。
もちろん、未信者の方々と同じく、嵐の中を通らされます。
この世で味わう苦労に変わりはありません。
しかし、
「主はその民に力を与え、平安をもってその民を祝福されるであろう」
(詩篇29:11)
との御言葉に支えられ、平安と希望を絶やさずにその中を歩んで行けるのです。
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力と祝福に満たされた一日を生きる今日として参りましょう。
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