今日のみ言葉(2012年 4月30日)【No.298】
すると、イエスは彼らに言われた、「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」。彼らは網をおろすと、魚が多くとれたので、それを引き上げることができなかった。
(ヨハネ21:6)
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復活後のイエス様に出会った弟子たちは、勇気を得てまた伝道に励んだかというと、そうではありませんでした。
彼らには師を見捨てて逃げ出した、という深い心の傷があったのです。
ペテロは「わたしは漁に行くのだ」と言って、昔の仕事に戻ろうとします。
神の伝道者などというのは夢の夢。所詮自分は一介の漁師なのだ、という心持ちだったのでしょうか。
他の弟子たちも彼に同行します。
しかし、その日、夜通し漁をしましたが、何の獲物も捕れませんでした。
何をやってもうまく行かない、という無力感に襲われそうな状況です。
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そこにイエス様が岸に現れ、声をかけられたのです。
「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」
彼らはその言葉に従って右側に網をおろしてみると、153匹の大きな魚でいっぱいになっていました。
さらに、
「彼らが陸に上って見ると、炭火がおこしてあって、その上に魚がのせてあり、またそこにパンがあった。」
とあります。イエス様は最初から彼らを受け入れ、歓迎し、養う準備をして待っておられたのです。
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失意の中で神に出会うには、神の言う「右側」に網をおろしてみることです。
自分の経験や判断という「左側」ではなく、神の御言葉の示されることを行ってみることです。
そこから神があなたの人生に備えておられたことが現れてくるのです。
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神はあなたを大切にしておられます。その愛の御言葉を聞き分ける一日として参りましょう。
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