今日のみ言葉(2012年 4月28日)【No.297】
そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、「聖霊を受けよ。
(ヨハネ20:22)
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「聖霊を受けよ」と言われた時の弟子たちの状態は、恐れの真っ只中でした。
既にイエス様の復活の知らせは届いていました。しかし彼らにはそれが現実のこととは思えませんでした。
彼らの現実は、いつユダヤ人らに捕らえられるかもしれないという恐怖から、戸を堅く閉ざして家の中でひっそりと暮らすことでした。
そこにイエス様が入ってこられたのです。
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イエス様は恐れる弟子たちに2度、「安かれ」と言われました。
そして十字架の釘跡をお見せになりました。
「弟子たちは主を見て喜んだ。」
とあります。本当に心安らかになり、心からの喜びと希望が湧いてきたのです。
これから神の御用のために新たに遣わされる弟子たちには、安心と希望が必要だったのです。
そしてその原動力となる聖霊様を受けなさいとイエス様は彼らに語られました。
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私たち人間が素晴らしいから、資格を満たしたから、努力が合格点に達したから、神の霊が注がれるのではありません。
神は、神ご自身が語られた約束を必ず果たされる方だからです。
ですから、私たちにとって「受ける」姿勢が大事なのです。
弟子たちのように信仰とは正反対の恐れの真っ只中にいる時でも、聖霊が注がれるチャンスがあるのです。
神の霊をいつでも素直に受けられるように、歓迎する心備えをしていきたいものです。
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聖霊は風のように自由に吹かれます。御心にゆだねて参りましょう。
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