今日のみ言葉【No.2467】(2021年 2月 9日)「復活のイエスと弟子たち(2)」
この後、そのうちのふたりが、いなかの方へ歩いていると、イエスはちがった姿で御自身をあらわされた。
(マルコ16:12)
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ダスキン創業者の鈴木清一氏が、ある方から長生きのコツをこう聞いたそうです。
「長生きをするコツは、今日一日死なないことだ」
なるほど、その通り!
今日一日を大事に、尊く生きよ。
その積み重ねが長寿という結果になる、ということでしょうか。
この世を生きる点でクリスチャンの生き方もまったく同じですが、しがみついてまでこの世に執着する生き方をする必要はありません。
肉体の死の向こう側に、復活の素晴らしい体が与えられるという約束があるからです。
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復活した後のからだは、今私たちが持っている肉体とは違っていることが聖書に表されています。
「イエスはちがった姿で御自身をあらわされた」
(マルコ16:12)
かと言って、まったく顔も体つきも別人のように変わるのではないようです。
イエス様はエマオ途上で二人の弟子たちにご自分を現されましたが、彼らはしばらくの間気がつきませんでした。
イエス様は死んだものと思いこんでいたからです。
しかし、パンを裂く様子で彼らはイエス様だと認めることができました。
また、疑り深いトマスに対して
「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手をのばしてわたしのわきにさし入れてみなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい」
(ヨハネ20:26)
と言われているのですから、十字架の傷跡は復活の体にも残っています。
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聖書が私たちに伝えようとしていることは、復活の体と以前の体の微妙な違いではなく、復活後のイエス様の体は、前に所有していなかった力を備えているということです。
パウロは復活の体を
「霊のからだ」
(第1コリント15:44)
と言っています。
私たちはいつか死に、この肉の体は滅びます。
しかし、キリストが復活されたように、私たちも復活の体を与えられてよみがえるのです。
ところで、それまでの間、私たちは滅び行く肉の体に救われた魂を宿しています。
このゆえにクリスチャンは魂と肉との間の葛藤を経験するのだとパウロはローマ7章で語っています。
しかしそれも復活の時にからだが救われ、先に救われていた霊魂と共に、救いは完成するのです。
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復活の恵みを信じつつ、今の命をおろそかにすることなく、今日一日を大事に生きて参りましょう。
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