今日のみ言葉【No.2367】(2020年 9月30日)「神の守り」
しかし、主は真実なかたであるから、あなたがたを強め、悪しき者から守って下さるであろう。
(第2テサロニケ3:3)
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現天皇の浩宮様が雅子妃にプロポーズした際、
「雅子さんのことは僕が一生全力でお守りします」
との言葉に彼女は最も心打たれ、結婚に踏み切れたのだそうです。
神を信じる者にも、神からの守りの約束があります。
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神の守りは確かにあり、聖書の至るところに記されています。
「しかし、主は真実なかたであるから、あなたがたを強め、悪しき者から守って下さるであろう」
(第2テサロニケ3:3)
私たちは素直にこの約束を信じて良いのですが、
「ハリー・ポッターの映画のように、魔法のシールドが私の上にかかり、神はすべての害悪から私を遠ざけてくれる」
などという想像は現実的ではありません。
「この私に最も都合の良いように神は守ってくれる」
と知らず知らずのうちに思い込んでいると、神の守りの手は見えなくなります。
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まず私たちは罪によって堕落した世界の中で生きていることを知っておかなければなりません。
つまり、危険は常に存在し、気をつけていてもどこかでそれにぶつかることがあるということです。
その中で、この私自身が、善悪のどちらでも選べる自由が与えられて生きています。
つまり、自分で神の守りを選択することも、捨てることもできてしまうのだということです。
ですから、神の守りを求めるなら、神の御心に沿う方向に生活を改めようと考え、実行していくのは当然なのです。
それをせずして自分中心の生活を押し進めるなら、神の守りがあるかどうかは定かでなくなります。
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次に、神は我々の理解を遥かに越えて働かれる御方であることを知っておかなければなりません。
むしろ、私たちが
「ああ、なるほど。こうやって神様は助けてくださるのだな」
と理解しながら進んでいける場合のほうが少ないと言えましょう。
多くの場合、
「一体神様は何をやっているんだろう」
と思いつつ、物事は進んでいきます。
時には、絶望するところまで事態が進み、その中での平安と力が与えられことにより、神の守りを感じさせられることがあります。
また別の時には、神様が私たちの願いをかなえず、終わらせてしまうことが神の守りであることがあります。
なぜなら、神は私たちの人生の先の先で、もっと良いものを与えようとなさるからです。
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私たちは目の前の事態が理解できない方向に進むと不安を抱きます。
その時は御言葉に目を向け、信仰によってものを見るのです。
「わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、高いものも深いものも、その他どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのである」
(ローマ8:38-39)
「神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである」
(第2コリント1:4)
あなたがどのような困難に向かおうとも、神はあなたの助け主であり、守って下さる御方です。
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自分の考えどおりでなくても、神の守りはあるのです。
神はさらに大きな祝福のためにあなたを選び、御計画の中で用いようとしておられると信じ、今日の一日を耐え忍んで歩んで参りましょう。
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