今日のみ言葉(2011年7月13日)【No.115】

「だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励
みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知
っているからである。」
(第1コリント15:58)

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主にあっては、遠回りしたように見える道や、やり過ぎたと反省すること、初めからやり
直しとなったこと等、すべてが無駄になることはありません。

しかも、それら全てが後の祝福のために必要不可欠な事であったとわかるのです。

何という恵みでしょうか。

但し、「主にあって」が条件です。自分の労苦が無駄であったと悟る時、人生の岐路に立
たされる時、神に立ち返ることが祝福か呪いかのキーポイントになります。

神に立ち返るとは、自分中心から神中心へと見方が変わることです。

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先日、おもしろ映像を集めたテレビ番組で、剣の先に超小型カメラをつけて撮影したらど
うなるか、という企画がありました。

見てみると、剣を持った人が剣を振り回しているはずなのに、その人がグルグルと振り回
されているのです。それは本当に目が回るような映像でした。

動き回る剣の先から自分を撮してみれば、必死に剣をつかみ、振り回されている自分しか
見えません。

しかし、動かない床の上にカメラを据えて撮影すれば、何のことはない、剣をビュンビュ
ン自由自在に振り回している姿なのです。

絶え間なく動き、動揺する自分を中心としてものを見るのか、決して動くことのない神を
中心としてものを見るか。ここが人生の勘どころです。

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あるアメリカ人が香港の裏通りの入れ墨師の店に入りました。そのウィンドウに「負け
犬」という超否定的な言葉が商品としてあったからす。

早速、その中国人の職人に聞いてみました。

「『負け犬』なんて文句を入れ墨するような人が本当にいるんですか?」

すると彼は、「ええ、時々いますよ」と答え、自分の頭をたたいて見せながら、カタコト
の英語でこうつけ加えました。

「でも、体に彫るより前に、頭の中に彫ってるね」。

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自分がたとえ未熟であっても、失望だらけでも、神の作品であるという聖書の視点に自分
のカメラをしっかりと据えましょう。

その毎日があなたの人生を「今日の労苦は無駄になることはない」という平安で満たして
いくのです。

初期,御言葉

Posted by maruyama