今日のみ言葉【No.2165】(2019年12月10日)「盲人バルテマイ(6)」

2019年12月10日

そこでイエスは言われた、「行け、あなたの信仰があなたを救った」。すると彼は、たちまち見えるようになり、イエスに従って行った。
(マルコ10:52)

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甲高い声で有名なジャパネットのたかた社長は売り方の名人です。

その特徴は

「この商品を買ったら、自分の生活がどのように豊かになるのか」

を語ることです。

たとえばICレコーダーの場合、

「私はベッドの横にこれを置いて、アイデアを思いついたときにすぐに録音するようにしています。アイデアって寝る時によく思い浮かびますよね」

というふうに、自分が使ってどうであったか、それがどのように生活に役立つのかの使い方の提案をするのです。

するとテレビを見ている人たちは自分もそれを使っているイメージが描けます。

うまく行った実際例を見せられると、私たちは容易に先に進むことができます。

そのような意味でバルテマイはクリスチャンを先に進ませるお手本と言えるでしょう。

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今までバルテマイの4つの信仰的態度を見てきました。

(1)機会を逃さない
(2)妨害に屈しない
(3)古い自分を捨てる
(4)自分の求めを明確に告げる

彼はこのような態度でイエス様を呼び求め、盲人と物乞いの生活から解放されました。

私たちもバルテマイをお手本として、彼が示した4つの態度を持って生きる時、魂の目が開かれてイエス様に従う者となっていくことでしょう。

「すると彼は、たちまち見えるようになり、イエスに従って行った」
(マルコ10:52)

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たった1回の説教を聞いただけで洗礼を受けた人がいました。

娘さんの洗礼式の付き添いで教会に初めて来たお父さんでした。

おそらくお嬢さんの生活の変化を目の当たりにしていたという下地があったのでしょうが、その日の礼拝説教と厳かな洗礼式を見て、彼の魂は揺さぶられ、

「今すぐこの場で私も洗礼を受けさせていただきたい」

というお申し出をなさったのです。

私は当時教会スタッフでしたので興味津々で見ていました。

案の定、ご家族は

「お父さん、一時の気の迷いで洗礼なんか受けないで」

と止めています。

牧師は手短にその人の意志を確認しました。

どうやって回心したことがわかるかと言うと、それは言葉で表せない領域で通じ合えたとしか言うことができません。

そして

「礼拝終了後に追加の洗礼式をいたしますので皆さんもう少しお残りください」

とアナウンスされ、礼拝出席者が全員固唾(かたず)を飲む中、そのお父さんの洗礼式が行われました。

水の中から出た彼が

「ハレルヤ!」

と両手を挙げて叫んだ姿が忘れられません。

イエス様の救いは、いつ、なんどき、どこで起こるかわかりません。

しかし、求める者を神は導いてくださることは確かなのです。

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バルテマイの模範を心に留め、今日も信仰のチャレンジをして参りましょう。

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