今日のみ言葉【No.2156】(2019年11月29日)「盲人バルテマイ(3)」
2019年11月29日
多くの人々は彼をしかって黙らせようとしたが、彼はますます激しく叫びつづけた、「ダビデの子イエスよ、わたしをあわれんでください」。
(マルコ10:48)
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面会謝絶の人にお見舞いに行った時のことです。
「○○さんに面会に来ました。大丈夫ですか?会えますでしょうか?」
と尋ねると、案の定、丁寧に「ご遠慮ください」と断られました。
従順な私は「そうですか」と言って引き取りました。
素直に相手の言うことに従う。これが私の良い点なのですが、その時は裏目に出ました。
というのは、私の後で同じ日にお見舞いに行った先輩牧師から
「ああ、○○さん?会えたよ」
と後日聞いたからです。
「やっぱり格の違いか…」
と思ったのですが、話を聞くと、面会謝絶とは聞いていたが、自分は当然病室に入れるものだと信じていたのだそうです。
ですから
「△△です。今参りました」
とだけ言って、後は黙って待っていると、ご家族の方が出てこられ、
「先生だったらぜひどうぞ。本人も待っていたようです。会ってやってください」
と言われ、きちんと最後の言葉を交わし、お祈りをして帰ってきたそうです。
私はこの差は何なのかと考えました。
結論は、信じて求める、ということです。
求めるということが信仰においてとても重要だということが盲人バルテマイの癒しの奇跡からわかります。
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バルテマイの信仰的態度の第2番目は、彼が妨害に屈しなかったことです。
周囲の人々にとっては「ダビデの子イエスよ、わたしをあわれんでください」と急に叫び出す人が現れたのですからビックリするのも当然です。
「多くの人々は彼をしかって黙らせようとした」とありますが、それも当然でしょう。
それくらい激しい求めだったのです。
しかし、バルテマイにとって今回のイエス様との出会いは一生に一度、千載一遇(せんさいいちぐう)のチャンスですから
「彼はますます激しく叫びつづけた、『ダビデの子イエスよ、わたしをあわれんでください』」
(マルコ10:48)
とイエス様に呼び求めることをやめませんでした。
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信仰の道を求める人にとって、これはなくてはならない態度です。
多くの場合、道を求めようとすると妨害が入ります。
1つは自分の心の中の妨げです。
「そんなことをしていいのだろうか」
「言ったら拒否されるのではないか」
恐れという内側のブレーキが働くのです。
もう1つは自分以外の人々の邪魔です。
具体的な行動に現れなくても、私たちはその人たちの顔に浮かぶ「嘲笑」を見ただけで心が萎えてしまいます。
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神を求める時、このような妨げには必ず出会うのですから、
「あら、やっぱりお出ましになられましたね」
と思うくらいの余裕を持って、負けずに進んで行かなければなりません。
まず自分の心の中を整理することです。
恐れを心の中から締め出すのではなく、恐れに向かってやさしく語りかけるのです。
「恐怖さん、私が誤った方向に向かわないためにとブレーキをかけてくれてありがとう。でも、今回は大丈夫。お役目ご苦労様」
と言うと、心の中の恐怖心は自分の存在が認められたので満足し、役目を終えたことを自覚して消えてくれます。
そして、他人の妨害を気にしないことです。
私は経験的に
「口を出す人はお金を出さない。お金を出す人は口を出さない」
ということを学ばされましたから、なんやかんやと言う人ほど責任を取ってくれないことを身にしみて感じます。
最終的に自分と一緒に責任を負ってくれる人とは、先にあなたのために犠牲を払ってくれる人なのです。
あなたの求めに口を出す人は最終的場面では去っているのですから、その人の言うことには耳を貸さないことです。
あなたと一緒に最後まで残ってくれる人の言うことをよく聞き、その人の意見に耳を傾けるのがよいのです。
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妨害に屈せず、神の道を求めて進む今日として参りましょう。
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