今日のみ言葉【No.1728】(2018年 4月12日)「 天の父なる神」

だから、あなたがたはこう祈りなさい、
天にいますわれらの父よ、
御名があがめられますように。
(マタイ6:9)

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かつての大ヒット曲『異邦人』を歌った久保田早紀さんはクリスチャンとなり、現在、久米小百合の本名で音楽伝道師として活躍しておられます。

先日はNHKのEテレ「人生レシピ」で「名曲『異邦人』を超えて 〜音楽宣教師 久米小百合〜」として放送されました。
https://www.youtube.com/watch?v=6DuHXq4rwG0

光文社発行の女性向け週刊誌「女性自身」の2018年2月13日号でも7ページに渡って記事が掲載されたのには驚きました。

現代日本の女性たちの隠れたニードとして、「危なくない程度でキリスト教を知ってみたい」という欲求を編集者が敏感に察知した結果なのでしょう。

人は表面上はどう装っていても、心の奥底で神を求める心があるのだと私は再確認した思いです。

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さて、誰にでも信仰心があるとして、ではキリスト教とは何か、聖書は何を言っているのか、という問いにお答えできれば、キリスト教を信じてみようという方が増えるのかもしれません。

キリスト教を一言で言えば、神と人間の関係のことです。

ただこれではあまりにも抽象的すぎます。

そこでイエス・キリストが神をどう言っているか見ていくと、祈る時には

「天にいますわれらの父よ」
(マタイ6:9)

と祈りなさいと弟子たちに教えています。

神と人間との関係は父と子の関係なのだ、と、今まで誰も言ったことのない表現で神を明らかにしたのです。

神は私たちの天の父なのである、ということがわかったら、キリスト教の核心を掴んだと言って差し支えありません。

そうすれば、以下の御言葉が生き生きと私たちに迫ってくることでしょう。

「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか」
(マタイ6:26)

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これに対して人間はどうか、ということになります。

キリスト教は神と人間の関係のことだからです。

天の父として人間に愛をもって関わり、義なる方、聖なる方として接しようとされる神に対して、人間側はどうなっているのかということです。

残念ながらその答えは「不真実」です。

聖書は、愛と誠実をもって関わる神とそれに対して不真実な対応をする人間の姿を余すところなく記しています。

それはルカ15章の放蕩息子のたとえ話に凝縮されて表されています。

御言葉メールの月曜・木曜の初級コースは、これからしばらく放蕩息子の話からこの神と人間との関係をご一緒に学んでいくことにいたします。

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「天の父なる神様」と言って祈り、父と子の親子関係の中で神を思う今日一日として参りましょう。

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※御言葉メールのスケジュールは、
・月曜と木曜…初級(入門講座)
・火曜と金曜…中級(マルコ福音書講解)
・水曜と土曜…上級(信仰生活の訓練)
となっております。