今日のみ言葉【No.1227】(2016年 2月16日)
エフライムよ、どうして、あなたを捨てることができようか。イスラエルよ、どうしてあなたを渡すことができようか。
(ホセア11:8)
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今日の聖句は神の愛の叫びです。
ホセア書の最初の3つの章では、ホセア夫妻の結婚関係の破綻と、裏切りの妻を愛せよという神の命令に従って、ホセアが妻ゴメルを探しだして共に生活することが記されています。
これは神とイスラエルを夫婦関係に例え、反逆のイスラエルを神はこのように愛している、と人々に示すためでした。
第4章からは一転してイスラエルの罪が徹底的に暴かれ、神の厳しい裁きの預言で埋め尽くされます。
義なる神は罪を裁かずにはいられないのです。
しかし神は愛の神でもあります。
その神のあふれる愛が第11章ではほとばしり出ています。
「エフライムよ、どうして、あなたを捨てることができようか。イスラエルよ、どうしてあなたを渡すことができようか。」
(ホセア11:8)
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神は義と愛の両面を持っておられます。
ですから、罪に対する徹底的な裁きは間違いなく下されます。
と同時に、徹底的に救うという愛のわざを成されます。
それがイエス・キリストの十字架です。
愛する我が子を十字架につけたのは、全人類の罪の裁きを負わせるためです。
それによって神の義が全うされました。
そして、キリストの十字架が自分の罪のためであったと信じる者は、すべて罪赦され、救われます。
ここにおいて神の愛が全うされました。
ホセア書における神の愛の叫びは、イエス・キリストの十字架において成就し、私たちの手元に届いています。
あとは私たち一人々々がその贈り物を開けて受け取るか受け取らないかにかかっています。
神はそれをじっと見守っておられるのです。
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純粋な神の愛を受け取る一日として参りましょう。
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