今日のみ言葉【No.3973】(2026年 8月 3日)「生活の処方箋(338)『自分育て』」
あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範になりなさい。
(第1テモテ4:12)
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聖福寺の仙厓和尚さんが次のように歌いました。
「くどくなる 気短になる 愚痴になる 出しゃばりたがる 世話焼きたがる」
老人になるとこうなる、と歌ったものです。
はてさて、何歳から老人かと考えると、七十、八十になってもこの歌に当てはまらない人もいれば、三十代、四十代でこのような老境の域に達する人もいます。
一般的に、年を重ねるとこのような傾向になるのでしょうか。
あなたが今、お年を召されていてもお若くても、短い言葉に命があり、何事も感謝で、人のことに手出しせず、自分育てに忙しく、人に関わることで自己存在を得るような甘えから、解放されていきたいものです。
年を召してからそうなろうというのではなく、若いうちから、いや、今日一日をそのような思いで生きることが秘訣のようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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今日の処方箋には、「人に関わることで自己存在を得るような甘え」という厳しい言葉がありますが、人間は無意識のうちにそうなりやすいものです。
なぜなら、他者に関わり、「ありがとう」と感謝されることは、関わった側に無上の幸福感をもたらし、「自分はこれでいいのだ」という強烈な存在感を抱かせるからです。
しかし、感謝するかどうかは、あくまで相手次第です。
相手の言葉や感情を自己存在の基盤に据える生き方は、人生を不安定極まりないものにしてしまいます。
挙げ句の果てには、感謝を言わない相手に対する恨み辛みを募らせ、こちら側の人生も潰してしまいかねません。
そのようなことが思い当たったら、今すぐ「幸せは自分持ち」と心に決め、年齢の若さや老いに関係なく、今この瞬間から人格を磨き、模範となる生き方を選ぶことです。
自分育ては、その決心から始まります。
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人間の成熟とは何かを心に思いめぐらし、決心の一歩を踏み出してまいりましょう。
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