今日のみ言葉【No.3974】(2026年 8月 4日)「時の移り変わり(2)」

弟子たちが言った、「主よ、ごらんなさい、ここにつるぎが二振りございます」。イエスは言われた、「それでよい」。
(ルカ22:38)

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高市首相は、2026年2月の衆院選時に、食料品の消費税率を2年間限定で0%にすると公約しました。

ところが、2026年7月30日に方針を転換し、税率を1%とした上で、残りの1%相当分を中低所得者向けの給付金として還元し、「実質ゼロ」化すると表明しました。

レジのシステム改修に時間を要するという実務的な問題に加え、減税のための財源探しや金利上昇を招くリスクなどへの懸念から、方針を修正したとの報道が上がっています。

政治の世界では、このように現実の壁にぶつかって「方針転換」を余儀なくされることがあります。

しかし、イエス様の「方針転換」は、その場の状況に合わせた妥協や柔軟な姿勢からではなく、最初から預言されていた神の御計画に完全に従ったものでした。

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かつてイエス様は弟子たちに、「何も準備せず神の備えを信じて進め」と言われました。

それは、彼らが神の特別な保護下にある期間だったからです。

しかし、イザヤ書53章の預言通り、イエス様が「苦難のしもべ」として十字架につき、弟子たちの前から去る時が来ました。

いよいよその段階を迎えたため、弟子たちに現実的な自衛と備えをせよと、これまでとは180度違う方向転換を命じられたのです。

ところが、イエス様が地上から去られるという深刻な事態に対し、弟子たちは最後まで状況を理解できず、依然としてイスラエルの王になってほしいと願っていました。

「主よ、ごらんなさい、ここにつるぎが二振りございます」
(ルカ22:38)

とはそのことです。

この言葉には、彼らのそうした的外れな期待が表れています。

それに対して、

「イエスは言われた、『それでよい』」
(ルカ22:38)

と返されたのは、「十分な武装準備ができた」と認められたわけでも、ましてや武力による解決を許可されたわけでもありません。

これは、

「その話題はこれで十分」

と、これ以上弟子たちに言っても無駄なので、悲哀を込めつつも議論を打ち切られたことを意味しています。

イエス様の言葉も旧約の預言も理解できず、ただ自分の思い込みで盲目的に進む弟子たち。

弟子たちの無理解のすべてをありのまま受け入れ、ご自分が地上に来られた目的である十字架の死に向かって進むイエス・キリスト。

最後まで自分の願いに執着し、的外れな応答をする弟子たちと、自分とを重ね合わせてみて下さい。

そうすれば、私たちの弱さを担ってくださるキリストの愛の深さが、より一層身にしみてわかることでしょう。

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私たちは、ありのままの不完全な姿で受け入れられ、愛され、やがて御心を行う者となるようにと導かれています。

父なる神とキリストの無限の愛に包まれていることを思い、今日の一日を過ごしてまいりましょう。

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