今日のみ言葉【No.3955】(2026年 7月11日)「生活の処方箋(331)『時代の転換期に心すること』」
「だれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそんなことをしたら、その皮袋は張り裂け、酒は流れ出るし、皮袋もむだになる。だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである。そうすれば両方とも長もちがするであろう」
(マタイ9:17)
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今、時代の大きな転換期を迎えています。
個人の歴史でも、転換期に次の三つを心することが肝要です。
まず、やめること。
かつては大切なことでも、今はただ惰性となり、時間や体力の無駄使いということがあるものです。
長年培ってきたもの、習慣になっているものを断ち切る事はつらいことです。
しかし、これは大切なポイントです。
第二は改めること。
良きことを学び、時代に即応して改めていく。
古い考えや行動に固執せず、良きものを残しつつ改めていく勇気を身につけたいものです。
第三は新しくすること。
目新しいものに飛び移ることではなく、必要な時には率先して新しいものを活用する生き方です。
年をとればとるほど変化は不安をもたらし、若い時とは比べものにならないエネルギーが要求されます。
しかし、次の時代をマスターするためには大切な着眼点です。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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イエス・キリストは、
「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである」
(マタイ9:17)
と語られました。
なぜなら、もし新しいぶどう酒を古い皮袋に入れると、古くなった皮袋は新しいぶどう酒から出る炭酸ガスによる膨張に耐えきれず、
「その皮袋は張り裂け、酒は流れ出るし、皮袋もむだになる」
(マタイ9:17)
からです。
このたとえ話は、直前に受けた次のような批判への答えとして語られました。
「わたしたちとパリサイ人たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」
(マタイ9:14)
ここでイエス様が象徴しているのは次のようなことです。
(1)新しいぶどう酒 = キリストの福音(新しい教え、神の愛、新しい時代)
それは生きており、ダイナミックで、常に内側から溢れ出る強いエネルギーを持っています。
(2)古い皮袋 = 形式化した古い習慣、固定観念、過去の成功体験、頑なな心
つまり、かつては役立っていたルールや制度であっても、時代や状況が変わり、柔軟性を失ってしまった枠組みのことです。
イエス様は、神の新しい働きを、古い制度や今までの固定観念の中に無理やり押し込めることはできないと語っておられるのです。
新しい恵みや時代の変化を受け入れるためには、受け手である私たちの側も、柔軟な「新しい皮袋」を用意しなければなりません。
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現代における一つの例が、AI(人工知能)の活用です。
2026年からGoogle検索のデフォルトはAIによる検索に切り替わっており、私たちは否応なく、すでに新しい時代に入っています。
ところが、
「AIは間違えることがある。その答えを信じると危険だ」
という懸念から、使用を躊躇する人々がいます。
AIに対するその疑念や足踏みは、非常に自然で人間らしい防衛反応です。
「間違えることがある」と警告されれば、誰でも警戒して当然です。
しかしその恐れは、裏を返せば、
「AIは完璧な答えを出す神様のような存在であるべきだ」
という思い込みがあるからではないでしょうか。
AIをたとえて言うと、
「ものすごく本を読むのが速いけれど、たまに勘違いをする優秀な新人助手」
のようなものです。
作業の8割を瞬時に終わらせてくれるので、最後の2割の確認だけ私たちがやれば、圧倒的に時間が節約できると考えましょう。
新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるのです。
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今まさに私たちは時代の転換期に立っています。
イエス様の教えを生かして、豊かな実を結んでまいりましょう。
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