今日のみ言葉【No.3942】(2026年 6月26日)「過越の食事(4)」
またパンを取り、感謝してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「これは、あなたがたのために与えるわたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。
(ルカ22:19)
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今日の聖書箇所は、クリスチャンの方なら、
「聖餐式だ」
とピンとくるところです。
イエス様は、
「わたしを記念するため、このように行いなさい」
(ルカ22:19)
と命じられました。
聖餐式の目的が「記念するため」、とはどういう意味なのでしょう。
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口語訳聖書では「記念するため」、新改訳聖書や新共同訳聖書では「わたしを覚えて」と訳されている元のギリシャ語は、「アナムネーシス」です。
「アナムネーシス(記念)」とは、単に私たちが頭の中で2000年前のイエス様を偲ぶ、という意味ではありません。
現在から過去を振り返るのではなく、過去が現在にタイムトラベルし、現に今ここにあるかのようにして、その恵みを体験し直すことなのです。
イエス・キリストが十字架で肉を裂かれ、血を流されたゆえに私たちは救われました。
パンを割き、杯をいただくのは、その過去の事実を思い起こし、今ここに生きている自分への恵みとして追体験するためです。
ですから、イエス様は
「私のことを忘れないでね」
という感傷的な願いを弟子たちに向けたのではありません。
「私が十字架で成し遂げる救いの力を、あなたがたの生きる『今』に結びつけなさい」
という力強い宣言であり、それは今を生きる私たちにも向けられているのです。
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イエス・キリストが私たちのために命を捧げてくださり、結ばれた新しい契約。
これを単なる過去の出来事として思い出すのではなく、今日を生きる「私のための力」として、しっかりと受けとめて歩みを進めてまいりましょう。
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