今日のみ言葉【No.3896】(2026年 4月18日)「生活の処方箋(311)『知恵にかなう柔和な行い』」
あなたがたのうちで、知恵があり物わかりのよい人は、だれであるか。その人は、知恵にかなう柔和な行いをしていることを、よい生活によって示すがよい。
(ヤコブ3:13)
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人間にとって大切なものの一つに、「知」があります。
しかし、同じ「知」でも、知識と知恵とでは、だいぶ異なります。
知識はいくらでも貯蓄できますが、知識だけでは、おいしい食事のメニューを見ているようなもので、現場で力を発揮しません。
知識に対して知恵は、知識が行動化され、実際に活用されているいのちとなっている、活用度のあるものです。
知識が冷たいものに対して、知恵にはいつもぬくもりがあります。
知恵そのものには力がなくても、知恵にはエネルギーがあります。
知識を知恵に変えるコツは、わかっていると思うことを、生活の中で、ごく自然に振る舞えるまで身につけることです。
これが知恵が生かされる道です。
この知恵の人こそ新しい時代に最も必要とされている人材に他なりません。
日々、知恵の修練をしてまいりましょう。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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今日の聖句は、知恵があると自認している人への問いかけです。
聖書における知恵とは、IQの高さや、どれだけ多く情報を収集しているかではありません。
知恵は「外側から見える生き方」によって測られます。
「わかっている」と言うだけでは不十分で、それが「良い生き方」として現れて初めて、その人は本当に知恵があるのだと証明されるのです。
「知識が冷たいものに対して、知恵にはいつもぬくもりがあります」
とは、まさにこの
「知恵にかなう柔和な行いをしている」
(ヤコブ3:13)
という状態を指しているのでしょう。
知識を自分の「貯蓄」にせず、他者を生かすための「エネルギー」として使いこなすこと。
それが、聖書が教える「知恵の修練」のゴールです。
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たとえば、相手が間違いを犯した場面を想像してみてください。
知識のある人は即座にその誤りに気づくため、つい「正論」で修正したくなるものです。
しかし、しばしば「正論」は相手にとっては冷たい武器を突きつけられているような感じを与え、さらには相手を追い詰めてしまいかねません。
一方、「知恵にかなう柔和な行い」ができる人は、正論を口に出す前に相手の状況や背景を察します。
そして、
「ここは難しい部分ですよね。次はこうすればもっとスムーズにいくかもしれません」
と、相手を育てる方向へ言葉を向けるはずです。
また、人を教え、指導する立場に立った時こそ、謙遜に柔和な言葉を選ぶ必要があります。
知識が豊富であればあるほど、専門用語を並べ立てて自らの有能さを誇示したくなる誘惑に駆られるからです。
しかし、聖書はこう語ります。
「知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める」
(第1コリント8:1)
真に知恵のある人は、相手の理解度に合わせて、最も伝わりやすい言葉を選び直すのです。
そして、相手が「自分で気づいた」と思えるように、さりげなく導きます。
それがごく自然に振る舞えるまで身につけば、知恵の極致に至ったと言えるでしょう。
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「愛にあって真理を語り」
(エペソ4:15)
とあるように、柔和な知恵者として共に成長してまいりましょう。
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