今日のみ言葉【No.2614】(2021年 8月27日)「クリスチャンのライフスタイル(1)」

また彼らはイエスに言った、「ヨハネの弟子たちは、しばしば断食をし、また祈をしており、パリサイ人の弟子たちもそうしているのに、あなたの弟子たちは食べたり飲んだりしています」。
(ルカ5:33)

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東日本大震災発生時に、スキー場でリフトに乗車中だった人がいます。

ブラン、ブランと大きく揺らされ、リフトは緊急停止。

雪山の寒い中、空中で約40分宙ぶらりんの状態後、運行可能となり、無事解放されました。

この人は帰宅してから、

「いやー、ひどい目にあった」

とは言わず、

「いやー、すごい体験をした」

とニコニコ顔で人々に語ったそうです。

クリスチャンとして礼拝をし、聖書に触れ続けていると、

「もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか」
(ローマ8:31)

の御言葉が実体となり、目に映るもの、心に響いてくるものが変わってくるのです。

それがクリスチャンのライフスタイル(生活様式)の変化となって現れます。

イエス様はパリサイ人やその律法学者たちから批判を受けた後、福音に生きる人は生活様式が根本的に変化するのだと教えられました。

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彼らはいよいよイエス様に直接挑戦し始めました。

「ヨハネの弟子たちは、しばしば断食をし、また祈をしており、パリサイ人の弟子たちもそうしているのに、あなたの弟子たちは食べたり飲んだりしています」
(ルカ5:33)

ヨハネとは荒野で活動したバプテスマのヨハネのことです。

つまり、

「我々パリサイ人は当然断食をしており、あなたがたに近い存在であるバプテスマのヨハネの弟子たちでさえ断食をしていますが、あなたの弟子たちは断食をせずに食べたり飲んだり自由にしておられますねえ…。そんなことでいいのですか?」

という批判を込めた言葉なのです。

信仰生活は苦しいのが当たり前。

謹厳質素に生き、楽しみなど求めないのが信仰者としてのあるべき姿なのだ…、という前提で発せられた言葉です。

当時、パリサイ人たちは義務として週2回の断食を自分たちに課していました。

「わたしは一週に二度断食しており、全収入の十分の一をささげています」
(ルカ18:12)

しかし、それは、自分のきよさをを宣伝するために行っている習慣的な行為であったことがイエス様によって見抜かれています。

「また断食をする時には、偽善者がするように、陰気な顔つきをするな。彼らは断食をしていることを人に見せようとして、自分の顔を見苦しくするのである」
(マタイ6:16)

彼らにとって断食は喜びではなく苦しみだったのです。

我慢してやっている人は、我慢せずに楽しそうにしている人を見ると腹が立ちます。

ですから、

「自分たちは苦しい思いをしてやっているのに、イエスの弟子たちは何をやっているんだ!」

という批判となって現れたわけです。

イエス様はこれに対して3つのたとえで答えておられます。

以下、次回に続きます。

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人が妬ましく思えた時は、自分もそうなりたいという時です。

自分の心を素直にとらえ、それを神の前に差し出し、ありのままの姿で神の前に歩んで参りましょう。

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