今日のみ言葉【No.3879】(2026年 3月30日)「生活の処方箋(306)『自分が忘れられた時』」

主はヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた。
(創世記39:21)

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自分が忘れられた時ほどつらいことはありません。

単なる事務上のミスで名前が落ちている場合は、遠慮せず、あなたの方から申し出ればいいのです。

しかし、意図的に、公然といじめの対象にされ、無視されることもあるでしょう。

その時には、どんな生き方をするのがよいのでしょうか。

大学で、K先生は、保守的な立場の先生に受け入れられず、全く無視されました。

K先生はこの状況を幸いな時とし、無視され、自分に役が回ってこないのを感謝し、自分の専門を、その間じっくりと学ばれたのです。

やがて他の大学に移り、その分野で日本を代表する先生として用いられています。

見出されない、用いられない時、どのように受けとめ、乗り越えるかが、人生を決定するようです。

さらに、それは、新たな人生の旅立ちであることをも、覚えていきたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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「無視される」「不当な扱いを受ける」といった逆境を、自己研鑽や飛躍の準備期間と捉える考え方は、多くの啓発書でも語られています。

しかし、それを単なるテクニックではなく、人格をもつ神との関係の中で生き抜いた人物がいます。

それが旧約聖書『創世記』に登場するヨセフです。

ヨセフは兄弟たちに売られ、エジプトで奴隷となり、さらに無実の罪で投獄されます。

彼は嘆き、あきらめたでしょうか?

いいえ、彼はその場所で忠実に獄屋番に仕えました。

なぜでしょう?

ヨセフは獄屋番の機嫌を取り、獄中での住み心地を良くし、あわよくば釈放されようという人間的な策略を練っていたのでしょうか。

それは違います。

彼は表面上は人に仕えていましたが、心は神に仕える意識で、信仰によって働いていたのです。

その結果、本来、囚人は監視される対象のはずですが、ヨセフは獄屋番から全幅の信頼を勝ち取ります。

「主はヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた」
(創世記39:21)

そして、最終的に彼は、獄中の業務のすべてを管理する役目を任されるまでになりました。

「獄屋番は獄屋におるすべての囚人をヨセフの手にゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった」
(創世記39:22)

投獄という不当な扱いを受ける現実は、神の御計画の中で用いられました。

ヨセフが監獄にいた期間は、後にエジプトの総理大臣として国を治めるための「管理能力」を養うトレーニング期間となっていたのです。

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私たちは、次のことを覚えましょう。

(1)あなたは孤独ではありません。

誰にも見られていないと思える場所でも、あなたの価値を知り、共にいる神という存在があります。

(2)恵みは足元から始まります。

状況が一気に逆転しなくても、目の前の人間関係の中に小さな光が差し始めるのです。

(3)無駄な時間はありません。

どん底に見える時間は、実は「新たな人生の旅立ち」に向けた訓練期間として神が備えておられる、と信じましょう。

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今、あなたがどんなに厳しい場所に置かれていたとしても、そこを学びと成長の場に変えることは可能です。

もちろん、状況が改善されるに越したことはありません。

それでもなお、しばらくその場所にとどまる必要があるのならば、それを神から与えられた課題として受け止めてみてはいかがでしょうか。

神と共なる時間は、忍耐を養い、慰めを味わい、やがて誰かのためにそれを生かせる時間となります。

今いるその場所を、主の恵みの場として見いだす一日となりますように…。

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