今日のみ言葉【No.3820】(2026年 1月16日)「ぶどう園の主人と悪い農夫たちの話(4)」
彼は出てきて、この農夫たちを殺し、ぶどう園を他の人々に与えるであろう」。人々はこれを聞いて、「そんなことがあってはなりません」と言った。
(ルカ20:16)
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ここまでの話を整理してみましょう。
ぶどう園の主人は、契約どおり収穫物を求めて、農夫たちのもとに僕たちを遣わしました。
ところが、彼らは遣わされた三人の僕を袋だたきにして追い返してしまいます。
最後に主人は、愛するひとり子を遣わしました。
しかし、この悪い農夫たちは、彼が主人の息子であると認め、財産を横取りしようとして彼を殺してしまいました。
ここまで読むと、
「何ともひどい話だ」
という感想が湧いてきます。
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さて、イエス様は
「ぶどう園の主人は、彼らをどうするだろうか」
(ルカ20:15)
と聞いている人々に問いかけました。
マタイによる福音書では、祭司長や民の長老、パリサイ人という宗教的指導者たちがこう答えています。
「悪人どもを、皆殺しにして、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに、そのぶどう園を貸し与えるでしょう」
(マタイ21:41)
これは、客観的に見れば正しい裁きの言葉でした。
彼らは知らず知らずのうちに、自分たち自身を裁いていたのです。
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ルカによる福音書では、イエス様ご自身が答えを出しています。
「彼は出てきて、この農夫たちを殺し、ぶどう園を他の人々に与えるであろう」
(ルカ20:16)
民衆はこれに対して、
「そりゃ、そうだ。そんなひどい農夫たちは殺されて当然だ。悪い者は懲らしめられるのだ」
とは言いませんでした。
彼らの反応は、
「人々はこれを聞いて、『そんなことがあってはなりません』と言った」
(ルカ20:16)
というものでした。
これは、
「しもべたちが侮辱され、主人の息子が殺されるなどという、そんなひどいことがあってはなりません」
という意味ではありません。
むしろ、その裁きがイスラエルの特権の喪失、ひいては国の消滅であることを、人々が直感的に悟り、それを拒んだのです。
ですから、「そんなことがあってはなりません」とは、
「神の国はあなたがたから取り上げられて、御国にふさわしい実を結ぶような異邦人に与えられるであろう」
(マタイ21:43)
などということが、
「どうか、決して我々の身に起きませんように」
という哀願を意味する言葉なのです。
しかし、人々の拒絶反応や願いにもかかわらず、イエス様は次の「隅のかしら石」の話で、さらに厳しい真理を示されます。
以下、次の項で…。
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悔い改めができる今のうちに、神の恵みに気づき、御心の方向に進んでいきましょう。
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