今日のみ言葉【No.3630】(2025年 5月14日)「正すべきものを正す」

さてモーセが途中で宿っている時、主は彼に会って彼を殺そうとされた。
(出エジプト記4:24)

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虫歯になって歯が痛いので歯医者さんに行って治してもらう。

これは当たり前のことのように思えますが、現在の歯科医療では「予防医学」への転換が進んでいます。

虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、病気になる前に積極的に予防策を講じることで、お口の健康を生涯にわたって守ろうという考え方です。

その基本は、やはり歯磨きです。

歯磨きを怠れば、いずれ虫歯になり、その痛みのために日常生活を中断せざるを得なくなります。

そのようなことを何度も繰り返すのは、賢い生き方とは言えません。

しかし、正しい磨き方を身につけていれば、虫歯の痛みに苦しむことなく、健康な日々を送ることができます。

モーセにも、神の前で正すべきことがありました。

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「さてモーセが途中で宿っている時、主は彼に会って彼を殺そうとされた」
(出エジプト記4:24)

とあります。

これは先のメールでも述べたように、神を第一原因とする表現方法です。

「主は彼に会って彼を殺そうとされた」という表現によって、モーセが命にかかわる大病をしたということを表しているのです。

人は、大きな使命を担う前に、死ぬような思いを経験することがあります。

その責任の重さや、自分の判断によって多くの人々の将来が左右されると考えたとき、不安や躊躇が心を襲います。

するとその心の混乱が身体に影響を及ぼし、重い症状となって現れるのです。

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そのような時は、神に目を向けるのです。

そうすると、解決の道が示されるようになります。

モーセの妻チッポラは、2番目の男の子が割礼を受けていなかったことに気づき、割礼を施しました。

そして、その皮を、

「モーセの足(性器の婉曲的表現)につけて」
(出エジプト記4:25)

という割礼の象徴的儀式をモーセに対して行いました。

この行動により、心のわだかまりが解け、モーセの状態は回復に向かったのです。

「そこで、主はモーセをゆるされた」
(出エジプト記4:26)

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あなたが神の前で抱いている心のわだかまりを発見したら、正すべきものを正していきましょう。

気づきが与えられた段階で、神の前で悔い改めるのです。

しかし、それを自分の力だけで直そうとしてはいけません。

歯科医が確かな理論に基づいて歯を治療するように、神もあなたの心を正しく取り扱ってくださいます。

神の助けと導きを受けながら、神のペースで心の治療を始めていくのです。

現実の問題の解決は、その先にあります。

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神のペースに合わせて、正すべきことを一つひとつ正していきましょう。

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