今日のみ言葉【No.3520】(2024年12月 7日)「生活の処方箋(192)『天からの贈り物』」
このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」。
(ルカ11:13)
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平成17年秋に、TBSラジオで
「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。給食費をちゃんと払っているのだから」
と申し入れた母親の手紙が議論を呼びました。
数多くの反響の中には、この意見には反対でも、「いただきます」と手を合わせることは宗教的行為だ、という意見や、食堂で「いただきます」と言ったら、隣のおばさんに「お金を払っているのだから、感謝するのはお店の方よ」と言われたという話も紹介されました。
「いただきます」は、一体、誰に、何の目的で言うのでしょうか。
横を見ながらの人生からは感謝どころか、不平しか生まれません。
縦の関係、すなわち、すべての物が、人や状況ではなく、目に見えない天からの贈り物である、というこの起点に立たない限り、先のような話題が生まれる元になります。
宗教心があってこそ、平安が生まれ、凜とした生き方ができるのです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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神様は人間にたくさんの贈り物をしておられます。
一番身近なのは食物でしょう。
創世記では、
「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう」
(創世記1:29)
と、人間に食物を与える神が描かれています。
この段階ではまだ菜食ですが、ノアの洪水後、肉食が許可されます。
「すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える」
(創世記9:3)
肉体を支える贈り物があるとすれば、霊を支える贈り物も神様はしておられます。
それが聖霊です。
「このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」
(ルカ11:13)
神は御子イエス・キリストを十字架につけ、罪を贖う贈り物として全人類にお与えになりました。
クリスマスにキリストの降誕をお祝いする喜びは誰にでも与えられています。
しかし、キリストを自分の救い主として受け入れ、聖霊の働きを体験することは、あなた自身の選択によるのです。
神は菜食も肉食もできるようにして下さいました。
食わず嫌いにならずに、キリストと聖霊を受け入れる人生を切にお勧め致します。
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天からの贈り物をいただく今日として参りましょう。
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