今日のみ言葉【No.721】(2013年12月13日)

荷を負う者七万人、山で石を切り出す者八万人、これらを監督する者三千六百人…。達人ヒラムという知恵のある工人
(歴代志下2:2、13)

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高さ634メートル、総工費650億円の東京スカイツリーは誰が作ったのでしょう?

意外なことに国や東京都ではありません。

施工主が東武鉄道ですから、順当に行けば「東武鉄道(株)が作った」となります。

しかし、設計者・建設会社・広報等の多くの人々の手によって作られた、という方が実感が伴います。

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歴代志下2章では、ソロモンが建てる神殿のために、多種多様な人々が集められたことが記されています。

今日の聖句にあるように、肉体労働をする者、全体を見て監督するもの、特殊技能を持った者。

どの人も神が必要として集められました。

監督が偉く、荷を負う人夫はさげすまれ…、というのではありません。

神は私達一人々々を創造され、そのありのままを用いられるお方なのです。

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このメールの読者の中に心配性の方はおられませんか?

この方々が過去の自分の人生を振り返ると、冷や汗の連続の歴史としか見えません。

将来に何が見えるかというと、他人には見えない不幸の地雷が隠れている場所がはっきりと見えるのです。

ですから、こういう人はあるとき突然、

「大変だー!何とかせねば!」

と騒ぎ出します。

周囲の人たちは、

「何も無いじゃない?何騒いでるの?」

と迷惑顔です。

確かに何も起きないのですが、周囲の人たちが

「あれだけ言うんだから、少しあの人の気休めにでもなれば…」

と動いてくれます。

そのまま20年経って後、

「あの時やってて良かったねー」

となるのです。

心配性という一見困った性質は、実は、未来の危険を事前に察知して周囲の人々を安全に導く優れた能力だったのです。

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どんな自分であっても、神様は用いて下さいます。

このありのままの自分を受け入れ、このように造ってくださった神様が、この私でなければできない場を用意していて下さることを心に堅く信じていきましょう。

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