今日のみ言葉【No.718】(2013年12月10日)
ダビデはその子ソロモンに言った、「あなたは心を強くし、勇んでこれを行いなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。主なる神、わたしの神があなたとともにおられるからである。主はあなたを離れず、あなたを捨てず、ついに主の宮の務のすべての工事をなし終えさせられるでしょう。
(歴代志上28:20)
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ある高校生に
「あなたは何を基準にして優先順位を決めているの?」
と尋ねたところ、
「締め切り順!」
という明快な答えが返ってきました。
「う〜ん、それでは消防署に勤務するようなものだねー。」
と言うと、彼女の表情は
「(-.-)?」
そこで私は次のように説明しました。
「消防士さんは『火事だー!』となればすぐ出動でしょ。あなたも同じに見えるよ。宿題、試験、生徒会の書類作り、メールやLINEの返信…。」
「締め切り順にやると、一つ仕事を片付けると次の締め切りが現れ、やってもやっても追いまくられて、本当に大事なことが出来なくなる。」
賢い彼女は、緊急かつ重要な事よりも、緊急ではないが重要なことをするように方向転換をしました。
明日締め切りの報告書作りよりも、数ヶ月先にある就職の面接のための準備を始めたのです。
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今日の聖句は、ダビデが我が子ソロモンに神殿建築を託した箇所です。
「あなたは心を強くし、勇んでこれを行いなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。」
とまで強烈に励ましたのはなぜでしょうか?
それは現代世界の首相や大統領の仕事を考えると容易に想像がつくと思います。
外敵の侵入、経済成長の維持、年金問題等々、「緊急かつ重要」な課題が山積している中で、
「神殿の建築」
などは、どうしても後回しにされてしまうからです。
あえて自分の意識を高め、自分から心を奮い立ててようやく着手できるのが、この
「緊急でないが重要」
というエリアなのです。
ダビデが強烈に励ました理由はここにあります。
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このような時間管理・仕事管理のセミナーがある会社で開かれました。
講義が進む中で、研修を受けていた社員たちは「本を読むこと」が「重要事項」だと再発見しました。
ところが全員がそれを理解していながら、誰も実行していません。
講師は「なぜか?」と質問しました。
長い沈黙が続いた後、ある人がこう答えました。
「本は私たちに『読みなさい!』と言ってこないからです!」
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まず聖書を手に取り、開いて読みましょう。
緊急ではないかも知れませんが、重要なことを真っ先にするのです。
神様はあなたに豊かな収穫をもたらして下さいます。
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