今日のみ言葉【No.3444】(2024年 9月 4日)「パロからの祝福(3)」

「ヨセフはなお生きていてエジプト全国のつかさです」
(創世記45:26)

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「創世記第1章の『1日』とは24時間か?」

という問いがあります。

これにまじめに答えようとすると、

「確かに1日目に昼と夜が分けられたけど、太陽と月が作られたのは4日目だから、そこから始まったのかな?えーと、地球の自転と公転で…」

とわけがわからなくなります。

上記の質問は木にたとえると枝葉の部分なので、聖書を読む時にはそこに注意を払わない方が良いのです。

木の幹である「中心的メッセージ」を捉えることが、聖書本来の読み方です。

それは、

「神は天と地とを創造された」
(創世記1:1)

ということです。

神が全世界を創造されたという中心的メッセージを捉えていれば、聖書の正しい読み方から外れることはありません。

さて、ヨセフの兄弟たちがカナンの地に持って帰る中心的メッセージとは何だったのでしょう。

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それは、

「ヨセフはなお生きていてエジプト全国のつかさです」
(創世記45:26)

ということです。

これを持って帰ることが彼らの使命であり、それ以外のことは枝葉です。

ですから、本来の目的から逸れて、余計なことにエネルギーを費やさないように、ヨセフは

「途中で争ってはなりません」
(創世記45:24)

と兄弟たちに釘を刺しておきました。

また、豪華な贈り物は、ヨセフが本当に「エジプト全国のつかさ」であることの保証です。

何が最も大事なことかを見極め、第一のものを第一とする時、あなたの人生は実り豊かなものとなります。

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ある時、A君がB君に誇らしげにこう言いました。

「僕は毎朝ToDoリストを作って、今日やるべきことを明確化している。1日の終わりに『全部やった!』と思うと気分いいぞ」

すろとB君は笑顔でこう言いました。

「それもいいけど、『80・20の法則』に則ってやるともっと良いなあ」

A君がそれは何だと聞くと、

「物事には大事なことと、それほどでもないことがある。全部やろうとしてはいけない。枝葉の部分に余計なエネルギーを費やして消耗するから」

「順番をつけて、大事なことを先にやる。その時、上位20%をやると、全体の80%をやったということになる。だから、ToDoリストに10個の仕事を書いたら、最重要の2つを全力で終わらせること。そうしたら、今日の仕事の8割は達成したと考えていいんだ」

とB君が説明してくれました。

1ヶ月後、A君は喜びの顔でB君に報告しに来ました。

「あれは良かったよ。それまでは歯を食いしばって仕事リストを全部終わそうとしてたけど、『なんだ、2割でいいんだ』と思ったら余裕ができて、かえって仕事がはかどるようになった!」

第一のことを第一とすることが、神の祝福を得る鍵なのです。

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神を第一とする今日を生きて参りましょう。

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Posted by maruyama