今日のみ言葉【No.3441】(2024年 8月31日)「生活の処方箋(161)『ぬくもりの応対』」

愛にあって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達するのである。
(エペソ4:15)

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最近は年のせいか、人の名前を覚えるのがスムーズにいきません。

クラスでこんな出来事がありました。

質問をしますと、何人かの方が手を挙げました。

私が

「石田さんどうぞ」

と申しますと、その人はすっと立ち上がり、

「先生、私は川島です。でも、すてきな石田さんと同じに見て下さってありがとう」

と、さりげなくおっしゃいました。

その時、会場は感動に満ち、間違われた石田さんも、拙い私も、生徒さんも暖かく包まれたのです。

それ以来、川島さんを忘れません。

川島さんは、どんな小さな出来事の中でも前向きに生きることを心しておられますから、急に応用問題を出されても、自然にエネルギーを与えることができるのです。

勝ち負け、強弱、大小という二分割の世界に別れを告げ、すべてのものがぬくもりの中、豊かに成長できる応対をしたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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ぬくもりのある応対をするためには、

「愛にあって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達するのである」
(エペソ4:15)

との御言葉が道しるべになります。

先のお話を例に取ると、

「先生、私は川島です」

と、真理を提供して相手の間違いを正し、物事を正常な状態にすることは必要です。

しかし、真理は人を傷つけることがあります。

そのままでは、

「私は正しい。あなたは間違っている」

という二元に分けた世界です。

つまり、相手はスパッと切られた思いがし、また、そのままの状態で放っておかれ、助けがない寂しさを味わうのです。

それを愛というオブラートで包むと、一気に飲み込みやすくなることをあなたもお感じになるでしょう。

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愛にあって真理を語ることを心に覚えて、日々の生活を送って参りましょう。

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