今日のみ言葉【No.697】(2013年11月15日)
その名をベリアと名づけた。その家に災があったからである。
(歴代志上7:23)
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エフライムの子にエゼルとエレアデがいました。
ところが、この二人はガテ人に殺されます。
彼らが悪かったのです。
「彼らが下って行ってその家畜を奪おうとしたからである。」
(歴代志上7:21)
その後、エフライムに新たに子供が生まれます。
彼はその名をベリアと名付けました。
ベリアとは「災い」という意味です。
父エフライムは二度とこのような悪しきことを起こさないように、戒めのためにベリアという名前をつけたのでしょう。
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ところで、歴代志上ではこの後のベリアの子孫のことが綴られています。
「ベリアの子はレパ、その子はレセフ、…、その子はヌン、その子はヨシュア。」
(歴代志上7:25-27)
何と、ベリアの子孫からあの指導者ヨシュアが誕生しているのです。
親からの影響や祖先の遺伝という要素はもちろんあります。
しかし、神は基本的にその人自身が神の前にどうあるか、を見ておられ、その人を用いられるのです。
ヨシュアは晩年こう語っています。
「あなたがたの仕える者を、きょう、選びなさい。ただし、わたしとわたしの家とは共に主に仕えます」
(ヨシュア記24:15)
忌まわしい出来事を起こした子孫の中からヨシュアを起こし、彼を用いられる神は何と寛大な方なのでしょう。
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私たちの人生も同じです。
髪の色は染めたり、カラーコンタクトで目の色も一時的には変えられる時代になりました。
しかし、髪の色や目の色、親や自分が生まれる以前の過去の出来事は、基本的に変えることができないものです。
それらは神が与えたもの。
神が与えた人生を精一杯生きる、と決心した人がヨシュアと同じ人生を生きるのです。
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旧約聖書にもこの赦しの神が見えることは何と幸いなことでしょうか。
まして新約聖書では明確にキリストの十字架によって罪の赦しが語られています。
今日もその許しを受け、昨日までの「ベリア」としての自分から、完全に赦されて新しくされた「ヨシュア」としての人生を送る選択をして参りましょう。
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