今日のみ言葉【No.3346】(2024年 4月26日)「時代を見分けよ(2)」
偽善者よ、あなたがたは天地の模様を見分けることを知りながら、どうして今の時代を見分けることができないのか。また、あなたがたは、なぜ正しいことを自分で判断しないのか。
(ルカ12:56-57)
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朝の天気予報で、午後から急な雷雨が発生すると聞いたら、あなたは洗濯物を外に干しますか?
同様に、今日は花粉や黄砂が大量に飛びますというニュースを見たらどうでしょうか?
ひとつの情報で次の影響がわかるので、あなたは適切な対処をすることでしょう。
イエス様は群衆に対して、
「天候のわずかな違いでその先を予想し、普段から適切な判断をしているのに、なぜその能力を時代を見分けることに使わないで人任せにしているのか」
と詰め寄りました。
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西の雲、南風とは何を意味しているかは前回述べました。
続いてやってくる豪雨や草を枯らす熱風の前兆です。
人々は敏感にそれらをキャッチし、適切な対応をします。
そうしなければ自分たちが損をするからです。
この話をしたのは、イエス様が、
「今目の前に私がいるでしょう。これが西から湧く雲であり、南風なのですよ」
と教えたいからです。
群衆が今まで見てきた奇跡や、聞いてきた教えが「雲」であり「南風」にあたります。
これらは「しるし」です。
彼らは通常、わずかな「しるし」をキャッチし、それを次の大きな出来事の前兆として受け取り、今の行動をやめて別の行動を取ります。
そうできるのに、なぜ今の時代を見分けることについてはそうしないのか、とイエス様は言っておられるのです。
「偽善者よ、あなたがたは天地の模様を見分けることを知りながら、どうして今の時代を見分けることができないのか」
(ルカ12:56)
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「また、あなたがたは、なぜ正しいことを自分で判断しないのか」
(ルカ12:57)
イエス様は、見分けることができないことを責めているのではなく、見分けようとしない心を戒めておられます。
群衆は、長い物には巻かれろ式で、霊的な判断は律法学者・パリサイ人に任せ、自分で考えようとしていません。
イエス様は群衆に対して「偽善者」という強い言葉を使っています。
何が正しいかで判断しているのではなく、利害関係で判断しているからです。
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「私は聖書を読んで、自分で判断しているだろうか」と確認する今日として参りましょう。
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