今日のみ言葉【No.3335】(2024年 4月13日)「生活の処方箋(127)『セルフ・イメージ』」

神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
(創世記1:27)

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セルフ・イメージとは、

「自分はこのような人間である」

と、心の中に思い描いているイメージのことです。

あなたは、自分をどのように描いていますか。

このセルフ・イメージは、他社と比べて優っている所に確立するものではありません。

今、命が与えられている私は、世界で唯一の存在である、ということがセルフ・イメージの大本です。

元プロボクサーのモハメド・アリは、無名の選手の時に、

「自分は世界最強の男だ」

と言いました。

世界チャンピオンになった時にも

「私は世界で最強の男だ」

と言い、やがて、選手生活を引退した時にも、

「私は世界最強の男だ」

と言い、ブレることのないセルフ・イメージを貫きました。

あなたはボクサーではないとしても、あなたならではの人生というリングで、あなた自身のセルフ・イメージを確立し、生涯を通して変わらないセルフ・イメージをさらに強固にしていきたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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聖書を通してわかる私たちのセルフ・イメージは、

「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」
(創世記1:27)

との御言葉にあります。

「神のかたち」は英語の聖書では「image of God」と訳されています。

まさしく「神のイメージ」です。

また、新約聖書エペソ人への手紙では、

「わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである」
(エペソ2:10)

と書かれてあります。

神のかたちに造られた人間は、「神の作品」であり、良い行いをするように造られているのです。

これが本来、私たちが抱くべきセルフ・イメージです。

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しかし、人間は神から離れたので、「神のイメージで造られている尊い私」という絶対的基準を手放してしまいました。

すると、自分の価値を測定するために、「他者との比較」という物差しを使うようになります。

「あの人よりはまだましだ」

「あの人、私より若く見える」

あなたが周囲の人と自分を比べ、気持ちのアップダウンを繰り返しているとすれば、相対的基準しか持っていない自分に気がつくべきです。

「私は神によって造られた神の作品です」

このセルフ・イメージを人生のスタートラインに置き、この上に人生を築き上げることが、聖書で啓示された神を信じて生きるということです。

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神のかたちに創造された自分を、大切に慈しんで生きる今日として参りましょう。

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