今日のみ言葉【No.3158】(2023年 8月23日)「ラケルとの出会い(6)」
ヤコブはラケルを愛したので、「わたしは、あなたの妹娘ラケルのために七年あなたに仕えましょう」と言った。
(創世記29:18)
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今日の聖書箇所から、レアとラケルの二人の姉妹が登場します。
英語読みだと、リア(Leah)とレイチェル(Rachel)です。
この二人の存在がヤコブの人生に大いに関わってきます。
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ヤコブの1ヶ月間の働きに対して、その能力を認めたラバンは
「どんな報酬を望みますか、わたしに言ってください」
(創世記29:15)
と申し出ました。
それに対して、ヤコブは
「わたしは、あなたの妹娘ラケルのために七年あなたに仕えましょう」
(創世記29:18)
と言いました。
これは、ラケルの保護者である父ラバンに対して、彼女との結婚を求めたということです。
7年仕えるというのは、ヤコブには花嫁料を払うだけの余裕がなかったので、その分を7年間の労働で支払うという意思を表したものです。
ラバンはヤコブの忠実な人柄を認めたこともありますが、と同時に、有能な羊飼いを7年間給与無しで雇うことができるというビジネスセンスも働いたのでしょう。
「彼女を他人にやるよりもあなたにやる方がよい。わたしと一緒にいなさい」
(創世記29:19)
と言って、ラケルとの結婚を許します。
ヤコブの願いがかなった幸福感を、聖書は、
「こうして、ヤコブは七年の間ラケルのために働いたが、彼女を愛したので、ただ数日のように思われた」
(創世記29:20)
と表現しています。
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ところで、聖書はその前の箇所で、
「さてラバンにはふたりの娘があった。姉の名はレアといい、妹の名はラケルといった。レアは目が弱かったが、ラケルは美しくて愛らしかった」
(創世記29:16-17)
という説明を挿入しています。
姉のレアの存在があったということです。
レアは視力に問題がありました。
ラケルは容姿端麗。
ヤコブが選んだのはラケルの方です。
二人は祝福されて結婚の方向へ進んでいきます。
しかし、7年後、ラバンが本性を現し、彼の策略がヤコブの運命を大きく変えていきます。
以下、次回に続きます。
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人生には順境の時もあれば逆境の時もあります。
その両方に神がいらっしゃると信じ、今の時を感謝しつつ歩んで参りましょう。
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