今日のみ言葉【No.563】(2013年 5月 9日)

ヨシュアが死んだ後、
(士師記1:1)

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偉大な指導者モーセの下で訓練を受け、イスラエルをカナンの地征服に導いたヨシュアも死にました。

いよいよ新しい世代がその歴史を作り上げていきます。

しかし、「新しい時代」が必ずしも「良い時代」であるとは限りません。

士師記ではイスラエルが神から逸れていく有様が描かれています。

キーワードは、

「おのおの自分たちの目に正しいと思うことを行った。」
(士師記17:6)

です。

自分の考えの方が素晴らしく見え、神の御言葉を聞かないようにする性質は、人間に共通のもののようです。

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このイスラエルに対し、神は士師(しし)と呼ばれる人を起こします。

彼らは一時的にイスラエルを治めるために現れたカリスマリーダーです。

敵を追い払うことには力がありましたが、その不完全さから多くの失敗も招きました。

彼らは神の力を正しく用いた時に力を発揮したのです。

神は道から逸れるイスラエルに士師を送り、正しい道へとルートを変更させ、導かれたのです。

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ちょうどそれはカーナビのようなものです。

初めて行く場所で車を運転する時、カーナビがあれば大変便利です。

住所や電話番号を入力すると行き先を特定しますし、最近は音声認識で場所を検索してくれます。

あとはカーナビの声に従って運転するだけです。

必ず目的地に到着することができます。

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おもしろいことに、あえてそのカーナビの声に従わず、別の道をたどると、すぐ、

「この先、右方向です。右方向です。」

などという音声案内が流れます。

画面を見ると、最初のルートに戻れるように、ぐるっと回る迂回路が示されています。

無視して進むと、次に迂回できる場所でまた繰り返し、

「この先、右方向です。右方向です。」

とアナウンスされます。

元の道に戻れるチャンスをカーナビは何度も与えてくれるように、神はイスラエルに士師を遣わし、神の正しい道に何度も戻して下さったのです。

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神様のカーナビの声が何度も心に響き渡った方はおられませんか?

その都度無視しても、神は再びあなたに語りかけ、元のルートに戻れと呼びかけられます。

声を聞いた時が戻れるチャンスです。

そこでもあえて神の声を無視し続けると、

「この先しばらく道なりです。」

とアナウンスされ、そのままの人生が何年か続きます。

しかし、神のカーナビはあなたが音声をゼロに下げても背後で働き続け、どこかで

「元に戻りなさい」

と語りかけて下さるのです。

戻れるチャンスは今です。

「きょう、み声を聞いたなら、神にそむいた時のように、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない」
(ヘブル3:15)

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神のカーナビの声をキャッチし、導かれて進む一日として参りましょう。

士師記,御言葉

Posted by maruyama