今日のみ言葉【No.2965】(2022年12月 5日)「生活の処方箋(9)『感謝を生み出す』」
また、彼に根ざし、彼にあって建てられ、そして教えられたように、信仰が確立されて、あふれるばかり感謝しなさい。
( コロサイ2:7)
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なぜ愚痴を言うことは好ましくないのでしょうか。
愚痴を言っていると、聞いている相手は、
「この人は、いつか私の悪口もどこかで言うかもしれない」
と無意識に認識し、非難の対象となっている人や事柄を嫌悪するというよりも、かえってあなた自身を遠ざけるからです。
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愚痴を語る人は、その人の思考そのものが、否定の方向に向いたまま凍結してしまうのです。
愚痴は、感情の発散ではなく、自分勝手な決めつけ、判断であり、奥にある自分の弱さを隠すためのレッテル張りです。
愚痴を言ったり非難していることに気づかされたなら、すぐに影の部分を見ている自分を認め、180度方向を変え、光を見て歩きはじめましょう。
どんな時も感謝、何を見ても最善の中にあることをしっかりと心して、それをあなたの習慣にしましょう。
その習慣があなたを変え、人生をより豊かにします。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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使徒パウロは、
「また、彼に根ざし、彼にあって建てられ、そして教えられたように、信仰が確立されて、あふれるばかり感謝しなさい」
( コロサイ2:7)
と、コロサイ教会のクリスチャンたちに命じました。
当時、彼らは誤った教えに惑わされていたからです。
別の考えを取り入れたくなるのは、現状に満足できていない時です。
不満が出て、愚痴を言うようなコロサイ教会の人々に対して、パウロは、キリストにとどまれという処方箋を与えます。
キリストに根を張る生活をすることによって、初めて、教えられてきたことが現実に目の前に見えるからです。
それが感謝を生み出す唯一の方法なのです。
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禁酒・禁煙のように「○○をしない」という「止める」習慣づけもありますが、感謝するというのは「○○をする」という何か新しいことを「始める」習慣です。
感謝をしていない人は、まだ未開発で、可能性に満ちた領域があなたの前に広がっているということです。
まだ手をつけていない無尽蔵の資源が自分にはあることに目が開かれると、期待と喜びが自然と湧いてきます。
「止める習慣」には苦痛が伴うことが予想され、気が重くなりがちですが、感謝するという「始める習慣」には、その期待と喜びがあり、気安く始められるため、開始のハードルが低いものです。
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まずは感謝してみる。
そこから新しい習慣を始めて参りましょう。
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