今日のみ言葉【No.2907】(2022年 9月24日)「3人の客(4)」
サラは恐れたので、これを打ち消して言った、「わたしは笑いません」。主は言われた、「いや、あなたは笑いました」。
(創世記18:15)
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面白い話を一つ。
映画館でアリさんが見ている前の席に象さんが座りました。
象の巨体にふさがれてスクリーンが見えません。
憤慨したアリは象の前に出てこう言いました。
「ほらね、前に立たれると見えないでしょ!」
(笑)
私たちがこの話を聞いてクスリと笑えるはなぜでしょう?
それは、アリがあまりにも自分を知らず、自分の小ささと象の大きさに全く気づいていないからです。
サラは自分の小ささと神の偉大さのコントラストに気づかず、思わず笑ってしまいました。
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サラは高齢出産は不可能だと考えていました。
「さてアブラハムとサラとは年がすすみ、老人となり、サラは女の月のものが、すでに止まっていた」
(創世記18:11)
となっていたからです。
ところが、客のひとりである主が
「来年の春、わたしはかならずあなたの所に帰ってきましょう。その時、あなたの妻サラには男の子が生れているでしょう」
(創世記18:10)
と言うのを聞いたので、彼女は
「サラは心の中で笑って」
(創世記18:12)
となったのです。
サラは自分の常識がすべてだと思っています。
それは先のアリのように、象と自分が同じ大きさだと意識もしないほど錯覚しているのと同じです。
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サラは天幕の中で、彼らに気づかれないように笑いました。
ところが、それが知られていたのです。
しかも、声にならない心の中のつぶやきさえも知られていました。
「なぜサラは、わたしは老人であるのに、どうして子を産むことができようかと言って笑ったのか」
(創世記18:13)
ここにおいて、彼女が3人をバカにしていた態度はクルリと180度転換します。
「サラは恐れたので、これを打ち消して言った、『わたしは笑いません』。主は言われた、『いや、あなたは笑いました』」
(創世記18:15)
自分の小ささと神の大きさがわかった時に、人は恐れを感じます。
そして、
「私がわからないこともわかり、自分の手の届かないところにも手が届き、私の力以上の力を持っておられる偉大な御方がいらっしゃるのだ」
と、その存在がわかると、
「この方にゆだねてみよう」
という気持ちが起こされるのです。
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罪人なら自分のすべてが知られていることは恐れにつながりますが、神を信じている者にとって、自分のすべてが知られていることは安心感につながります。
イエス・キリストを信じて罪赦された者は、この方の大きな愛に触れ、安心して人生を送ることができるのです。
今日もその愛を確認する一日として参りましょう。
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