今日のみ言葉【No.454】(2012年11月29日)
彼らは地の四方の風をひき止めて、
(黙示録7:1)
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「きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さる」
(マタイ6:30)
という有名なみ言葉があります。
名もない野の草に対してそうなら、神はそれ以上に人間に良くして下さるという神の御心を表しています。
ところで、炉で焼かれるこの野の草は青草ではありません。炉に投げ入れられるのは枯れ草と決まっています。
実は、アラビア砂漠から吹いてくる熱風が一日にして野の草を枯らしてしまう時があるのです。
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今日の聖句の「彼ら」とは、地の四すみに立っている四人の御使(みつかい)です。
彼らが
「地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。」
とは、野の草のように明日の命をも知れぬ人間が、今日も神様の守りによって支えられ、生かされている状態のことを言います。
神は救われるべき人が救いに至るまで、死の風を押しとどめて下さっているのです。
世の終わりがいつになるかは分かりませんが、それまでの間、神の四人の御使いが様々な妨害を押しとどめてくれているのですから、そのことを信じ、人々が救いに導かれるようチャレンジして生きるのがクリスチャンの生き方です。
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チャレンジといっても、大それた立派なことをする必要はありません。
証しをすればよいのです。
あなた自身の人生の体験、今こうなって生きているストーリー…、それはテレビドラマ以上のドラマとして人々に響きます。
淡々と、飾り気なく話す方が、意図しない迫力がにじみ出ます。
嘘偽りのない真実を話すことから、人と人との心の交流が生まれます。
聞く耳のある人にだけ聞いてもらえばよい、と、あまり重荷を感じずに、聞いてくれる人にだけ話せばよいでしょう。
あなたの証しはリンゴの種のように小さいかも知れませんが、その一粒の種から、将来、数えられないほどの実がなっていくのです。
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今日も神の守りがあることを信じて一歩進んで参りましょう。
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