今日のみ言葉【No.2807】(2022年 5月11日)「創世記(19)」

2022年5月12日

「バガボンド」(講談社サイトより)

そして主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に一つのしるしをつけられた。
(創世記4:15)

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『バガボンド』という宮本武蔵を主人公とした漫画は、累計発行部数8200万部を越える大人気の作品です。

バガボンドは英語の”vagabond”で、「放浪者」という意味です。

聖書でvagabondが最初に使われているのはカインで、個人名として指摘されているのは彼以外いません。

カインは弟殺しの罪を犯し、神の裁きを受け、地上の放浪者となるべきことが定められました。

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カインは農業をする者でした。

地は祝福をもたらすものでしたが、彼の罪ゆえに地は呪われ、

「あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結びません」
(創世記4:12)

となりました。

少ない労働で多くの収穫を得られていた今までの生活から、多くの労働をしても得るものが少ない生活へと変わるのです。

これは、決まった土地に定住して農業をするという生活スタイルが破綻したことを意味します。

現在の畑から作物が取れなくなれば、別の肥沃な土地を求めて探し歩く日々となります。

「あなたは地上の放浪者となるでしょう」
(創世記4:12)

という言葉も頷けます。

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アダムとエバは神のさばきに黙って従いましたが、カインはそうではありません。

彼は弱音を吐き、神に向かって訴えます。

その中でも、

「わたしを見付ける人はだれでもわたしを殺すでしょう」
(創世記4:14)

という恐怖は、罪人が持つ典型的恐れです。

自分がそうしたので、人も同じくそうするはずだという考えです。

しかし、神の裁きには、同時に恵みも伴います。

まず神様はカインの考えを明白に否定します。

「いや、そうではない。だれでもカインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」
(創世記4:15)

そして神は、

「主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に一つのしるしをつけられた」
(創世記4:15)

となさいました。

そのしるしが何であるかはわかりませんが、誰が見ても「あれはカインだ」とわかるしるしをつけられ、彼の命が守られるようにされたのです。

これは殺人という重大な罪を犯しても、その犯人はのうのうと生きていられるということを意味しているのではありません。

神はあくまでもカインが罪の悔い改めに導かれるようにしておられるのです。

神は義を通すために罪を裁かれますが、同時に愛の神として恵みを差し出されます。

神の恵みを感じて悔い改めの方向に生き出すか、それとも、恵みを無視して応答せず、相変わらず自分の思いを通す生き方を続けるか。

カインのその後の選択は、残念ながら神を無視したものであり、神の御心に従って生きようとはしませんでした。

さらにこの後の創世記を読むと、彼の子孫に罪が拡大していくのを見ます。

それでも神は罪人を救おうとして、神の御子イエス・キリストを犠牲にして差し出すという未来を用意されていたのです。

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神の深い愛に気づく今日として参りましょう。

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Posted by maruyama