今日のみ言葉【No.2767】(2022年 3月12日)「穏やかに信頼する」

「あなたがたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る」
(イザヤ30:15)

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ボクシングの守備技術にダッキングというものがあります。

ダック(duck)とはアヒルのことで、ちょうどアヒルが水面をくぐるように頭をすばやく下げます。

ただし、これは、やられ放題、打たれ放題でいるのではありません。

背筋をピンと伸ばし、膝を使って腰を落とし、相手のパンチを左右にかわしながら、こちらはカウンターパンチを狙っています。

なぜなら、相手が攻撃している時が一番防御が薄い状態にあるからです。

今日の聖句は反撃を秘めた防御の御言葉です。

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人生を生きてみると、同意し難い否定的状況に巻き込まれる時があります。

戦争などはその最たるものですが、思いがけない病気になることや、職場の人間関係、家族の問題が発覚する等です。

その問題をさっさと解決してしまおうとか、あるいは、無かったこととして無視してしまうとか、人によって反応は様々です。

聖書はその時、

「あなたがたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る」
(イザヤ30:15)

と語ります。

神を信じる者は、居心地の悪い状況にあっても耐え忍び、静かに嵐の過ぎるのを待つのです。

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雪国に生まれ育った私は、これを小さい頃から訓練されていたように思います。

大雪になっても、「しょうがない」と静かな心で受け止め、淡々と雪片付けに励みます。

轍(わだち)にはまって動けない車があったら、みんなで押して脱出させるのは当たり前です。

雪が降り続いて太陽が見えない日が続けば、なおさら雲間から漏れる陽の光に喜びを感じ、夕方5時の暗さが日毎に明るくなることに嬉しさを見出します。

このような忍耐ができるのは、毎年、冬の後には必ず春が来ることがわかっているからです。

すると、冬の厳しさは些細なことのように感じられます。

春の喜びを心の中に暖めながら、寒い冬を穏やかに過ごす。

信仰とはこのようにして養い育てられるのだと思います。

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神の時を待ち、今の時を味わう今日として参りましょう。

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Posted by maruyama