今日のみ言葉【No.2597】(2021年 7月28日)「助けを得た」
主はわが力、わが盾。わたしの心は主に寄り頼む。わたしは助けを得たので、わたしの心は大いに喜び、歌をもって主をほめたたえる。
(詩篇28:7)
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日本が誇るスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」が3期連続で処理能力世界一となりました(2021年6月発表)。
ところが、富岳はナンバーワンの座に安住はできないのだそうです。
次世代の量子コンピュータが急ピッチで実用化されているからです。
スーパーコンピュータで1万年かかる計算が、量子コンピュータではものの数分で完了するというから驚きです。
もしかしたら10年後には今我々が使っているコンピュータは「古典コンピュータ」と呼ばれているのかもしれません。
実際、世界トップの企業や研究所は、10年後には量子コンピュータを積んだ製品が流通しているものとして、現在開発を続けています。
神の言葉を信じる世界では、この「未来の先取り」があるのです。
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詩篇28篇7節でダビデは
「主はわが力、わが盾。わたしの心は主に寄り頼む」
と神に信頼を寄せていますが、まだこの祈りを捧げている段階では事態は好転していません。
しかし、彼は
「わたしは助けを得たので、わたしの心は大いに喜び、歌をもって主をほめたたえる」
と語っています。
助けを得ている未来を先取りし、今まだ助けが来ない現実の支えとしているのです。
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このような祈りを「領収書的祈り」と言います。
普段私たちは「請求書的祈り」の方を祈っています。
たとえば、風邪を引いた時に、
「神様、風邪を癒やして下さい」
と求める祈りです。
しかし、領収書的祈りとは、
「神様、この風邪が癒やされたことを信じて感謝します」
と、すでに癒やされたものとして感謝の祈りを捧げるのです。
この世の人たちが10年後の量子コンピュータの時代を確信して現在の仕事に励んでいるのなら、神を信じるクリスチャンはなおさらです。
すでにそうなったと信じて祈り、それが成ったものとして、未来に合わせて今の行動を決定するのです。
あなたの思いが神の御心と合っているなら、その祈りは聞かれています。
「そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう」
(マルコ11:24)
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先取りの信仰を練習する今日として参りましょう。
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