今日のみ言葉【No.2204】(2020年 2月19日)「悩みの時の避け所」

2020年2月19日

正しい人の救は主から出る。主は彼らの悩みの時の避け所である。
(詩篇37:39)

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「情報は動いているが、気持ちが動かない」

と言った方がおられました。

その人は現状に満足できず、それを打破するために何人かの方々に相談し、有益なアドバイスを受けました。

すると、新しい環境に移りたいなら数日以内に応募しないと来年までチャンスはない、ということがわかりました。

ところが、

「ヤッター!それなら今だ!」

と、すぐそこに飛びつけない自分を発見したのです。

これは「動きたくない本音」を抑圧しているからです。

このような時は、じっくりと神様のもとで静まる時が必要です。

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今日の聖句のある詩篇第37篇は

「悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。不義を行う者のゆえに、ねたみを起すな。」
(詩篇37:1)

で始まっています。

この世に神がいらっしゃると信じてはいても、そうではなさそうに見える現実があり、心が乱れ、自分が間違っているのではないかと不安に襲われる時があるということです。

その時は、この詩篇の最後の部分で

「正しい人の救は主から出る。主は彼らの悩みの時の避け所である」
(詩篇37:39)

とあるように、信仰がぐらついた時はそこで頑張らないで神様のところに逃げてきなさいというのです。

救いは主から出てくるからです。

具体的には、人々の声や問題のただ中からそっと身を引き、祈りの時を持ち、そこで神様に心を探っていただくのです。

「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください」
(詩篇139:23)

するとそこに本当の自分が見えてきて、自分の歩むべき道というものがわかってくるものです。

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先ほどの方の場合、

「ああ、私はこんな所は嫌だと思っていたけど、本当はここにいたいというのが本音だったんだ。私が変わらないで周囲の人に変わってもらいたかったんだなあ」

ということに気づかれました。

聖霊の照明が当てられて、自分の本当の姿が見え、その自分が神に受け入れられているという安心感に包まれると、人の心の歯車は現実とガチッと噛み合うようです。

自分のやるべきことが見え、地に足の着いた歩みが始まり、現実が着実に変えられていくのはその後なのです。

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安心して神に逃げ込み、そこで主から与えられる救いを得て、今日の歩みを進めて参りましょう。

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