今日のみ言葉【No.2403】(2020年11月12日)「キリスト教イロハ(112)『信仰告白』」
そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。
(マタイ16:15-16)
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「コクる」という言葉をご存知なら、あなたは相当気持ちが若い方です。
主に中学生・高校生が使う若者言葉で、異性に「好きです。付き合ってください」と思い切って言うことです。
「告白する」が短縮されて「コクる」となりました。
コクる時は、その人の心の中の「好きだ」という気持ちが抑えきれず、表にあふれ出るときなのでしょう。
告白とは無理やりさせられることではなく、内側の思いが外に自然に出て来るものなのです。
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イエス・キリストに対する自分の信仰を明白に言い表すことを信仰告白と言います。
また、教会で成文化された信仰告白を信条とも言います。
これをそのまま口で唱えるだけに終わらず、教会の信仰告白を自分の責任と自由な選択によって受け入れる時に、公の信仰告白が個人的信仰告白となります。
教会で言われていることを無批判にそのまま受け売りしているだけだと、信仰は自分のものとはなっていません。
キリストの福音を聞き、自分なりに理解し、
「イエス・キリストを私の罪からの救い主と信じる」
と心に信じ、口で告白する時に信仰は自分のものとなるのです。
「すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである」
(ローマ10:9-10)
このように、信仰告白は強制的に「告白させられた」ものではなく、あくまで自分が選び取って言い表していくものです。
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また、信仰告白は自分の主観的な信念を披露するものではありません。
聖書の御言葉を聞き、
「あなたはこれを信じるか」
と問われ、
「私は信じます」
と答えることなのです。
「また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか』。マルタはイエスに言った、『主よ、信じます。あなたがこの世にきたるべきキリスト、神の御子であると信じております』」
(ヨハネ11:26-27)
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信仰告白は強制や演技でできるものではありません。
それは聖霊によります。
聖霊が信仰告白できる心へと導いてくださいますから、自分なりの努力をしながら、安心してその時を待ちましょう。
「また、聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』と言うことができない」
(第1コリント12:3)
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赤ちゃんの産声のようなたどたどしい信仰告白が尊いのです。
その時が来ることを神様にゆだね、日々、聖霊の養いを受けて参りましょう。
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