今日のみ言葉【No.2250】(2020年 4月18日)「神のドラマの最前列に座る」
われらの救の神よ、地のもろもろのはてと、遠き海の望みであるあなたは恐るべきわざにより、救をもってわれらに答えられる。
(詩篇65:5)
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「あの人と距離を置く」ということは、昨年までは否定的な意味を含んだ言葉でしたが、今年に入ってからは一転して優しさと気遣いあふれたエチケットとなりました。
しかし、神との間に距離は無用です。
神は救いの神だからです。
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人は間に距離を置くことがあります。
コンサートやスポーツの観戦ではなるべく前の席につこうとするのに、教会の礼拝では後ろの方から席が埋まります。
人は自分の弱点を指摘されたり、不十分な点が明らかにされて恥ずかしい思いをするのを避けたいと無意識に思っています。
自分の前に空間があると、向かう相手から攻撃されたとしても逃げられると思い、人は安心するのです。
しかし、今日の聖句には
「われらの救の神よ、…、救をもってわれらに答えられる」
(詩篇65:5)
とあり、神はあなたにトラブルを与える神ではなく、救いを与える神であると告げています。
神はあなたを責める御方ではありません。
その責めは、2000年前にイエス・キリストが十字架上であなたの代わりに受けて下さり、全くなくなりました。
ですから、コンサートやスタジアムの最前列に陣取るようにして、神が私たちの人生に起こされるドラマを体験していけば良いのです。
大相撲の最前列は「砂かぶり席」と言われますが、そこに座れば土俵からの砂もかぶるでしょうし、時には力士が転がり落ちてきます。
そのように、神のドラマの最前列にいれば、「うわっ、危ない!」と思うようなこともありますが、それは後に良き思い出となるように、祝福として受け取れるようになるのです。
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政府の緊急事態宣言で、ガラッと変わった世の中も同じです。
「ビデオ会議用にZoom、連絡用にSlackを使いますので、早めに登録お願いします」
テレワークで自宅勤務を始めた人は、このような連絡に
「わけがわからない…」
と恐れている暇はありません。
時代はその方向にすでに入ってしまったのですから、意を決して自分もその中に飛び込まなければなりません。
教会もこの世にありますから同じで、会堂に集うことができず、自宅で自粛している人も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、そこでとどまらず、インターネットによるライブ礼拝に切り替えた教会が多くあります。
人間は、「今までと同じ状態に神様が戻して下さり、それがずっと続くこと」が神の救いだと思いがちです。
しかし、聖書の出エジプト記を開けば明らかなように、神の救いはエジプトから荒野に出ていくことです。
新たな環境に自ら出て行って、そこに身を置くのです。
すると、以前にも増した祝福がそこに用意されていることを知ります。
ライブ礼拝が一般公開されることによって、今まで教会に来なかった人が聖書のメッセージに触れることができます。
福音はこのようにして、今まで以上に広げられているという神の救いのわざの雄大さを私たちは見るのです。
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今日も砂かぶり席で神のドラマを体験させていただきましょう。
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