今日のみ言葉【No.2119】(2019年10月12日)「キリストへと強くされる」

2019年10月12日

どうか父が、その栄光の富にしたがい、御霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強くして下さるように、
(エペソ3:16)

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「ふじ」という美味しいりんごには約20個の種がありますが、これを蒔いても「ふじ」にはなりません。

「ふじ」は様々な品種のりんごを交配してできたものなので、蒔いた種はそれぞれの品種のりんごを実らせるのだそうです。

「ふじ」は主に「丸葉海棠(マルバカイドウ)」という木に接ぎ木して生産されます。

カイドウの実は観賞用にはなりますが、食用にはならないほどの極小粒のりんごしかならせません。

元はカイドウですが、その実が成らずに、接ぎ木された「ふじ」の方がたわわに実ることが農家の目標です。

これが内なる人を強くするということです。

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内なる人を強くするとは、ストレスに負けない強い心の持ち主になって、どんな困難にも耐え、ど根性で立ち向かっていく強いクリスチャンになることのように思いますが、ここはそうではありません。

原語のギリシャ語ではエイスという前置詞が使われているので、詳細に言うと「内なる人を」ではなく、「内なる人へと」となります。

つまり、私たちの内なる精神力をバンバン強めて下さいという祈りではなく、私たちの内なるキリストへと強めてくださいという祈りなのです。

「私」という人間がどんどん小さくされ、「キリスト」がどんどん強くなっていくことを先ほどのりんごの話で説明してみましょう。

私たちが「カイドウ」で、接ぎ木された「ふじ」の枝がキリストです。

元々の木がならせる実は外見は立派なりんごですが、小さく、また、食べるのには適しません。

これがたくさん実ることではなく、「ふじ」の方が沢山なること。

これが生産者である農家が願うことであり、つまりは神の御心なのです。

そのように読んでいくと、続く17節とスムーズにつながっていきます。

「また、信仰によって、キリストがあなたがたの心のうちに住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより」
(エペソ3:17)

キリストという「ふじ」がならせる実は「愛に根ざし愛を基として生活すること」であり、それはキリストが信じる者の心の中に住まわれた時に生み出されます。

ですから、このキリストという「内なる人」がさらに強められますように、とパウロはエペソの教会の人々のために祈りを捧げたのです。

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あなたが精神的に強くなっても一向に差し支えありません。

神はそれをお用いになり、ご自分の栄光を表されることでしょう。

しかし、ストレスに負けない心を作ることが神の第一の御心ではありません。

あなたは弱くても一向に差し支えはありません。

その弱い自分の中にキリストが住み、生まれつきの肉なる自分は一層消え去り、内なるキリストがより強く現れ、愛の実がなることを神は望んでおられるのです。

私たちは「接ぎ木」のキリストの実をならせる「台木」としてこの世に存在するのだ、と地中に根を張って立っていれば良いのです。

神の御業はあなたという存在を通して成されていきます。

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【祈り】

私の内なるキリストが強められ、自分がどんどん弱くなっていきますように。

生まれつきの自分の性質が全く見られなくなるほどまで、深く地中に埋められる存在となりますように。

そして私が地上に存在する間、キリストがならせる愛の実を妨げることがありませんように。

どうぞキリスト御自身が私を通して今日もその愛のみわざを表してくださいますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

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