今日のみ言葉(2011年11月12日)【No.193】
「最後に、兄弟たちよ。いつも喜びなさい。全き者となりなさい。互に励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。平和に過ごしなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいて下さるであろう。」
(第2コリント13:11)
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コリントにある教会は多くの問題を持った教会でした。
港町で大きな商業都市コリントには多種多様な人々が集まり、その中から救われた人たちも多種多様な価値観を持っていたからです。
パウロはコリント教会へ手紙を書き、教え、戒め、励ましを与えました。
その最後が今日の聖句です。
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意見も考えも違う人たちと一緒の環境の中で、愛と平和の神がおられることを感じながら生きる秘訣が5つあります。
(1)いつも喜びなさい
救われた喜びを確かめることです。
喜びが失せる時は、じっと静まり、初めの愛に立ち返る時です。
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(2)全き者となりなさい
完全な者を目指して生きることです。
私は以前、細い雪道の前をいちゃいちゃしながら歩いている高校生カップルに道をふさがれ、「全く何をやっているんだ!」と思いながら歩いていました。
次の瞬間、はたと気づきました。「私は何というヒマなことをしているんだろう!自分の精進をする方が先だ。」と知らされました。
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(3)互に励まし合いなさい
人を励ますことと共に、自分も人からの慰めをこころよく受け入れることです。
慰めを必要とする自分の弱さを人に見せられること、それが強さでもあります。
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(4)思いを一つにしなさい
皆の要求をかなえようと思っても無理があります。
何のために私たちはいるのか、という目標・目的をはっきりとさせることです。
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(5)平和に過ごしなさい
人に勝とうとしないことです。
自分の正当性や優位性を証明しようとすると、上下関係のコミュニケーションになります。
直そうとする前にわかろうとすること。これが平和に過ごすための第一歩です。
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愛と平和の神が共にいて下さることを信じつつ歩んで参りましょう。
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※イスラエル聖地旅行に行くため、来週から2週間、み言葉メールはお休みをいただきます。28日から再開の予定です。
イスラエルから番外編メールをお届けできることを祈りつつ…。
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